卒業研究発表会

多種多様な将来に直結する専門分野を研究

学校で学んだ理論や技術を学外で発揮し、現場の業務や流れをしっかりと体得します。また、グループで行われる卒業研究は辻󠄀学園での学びの集大成です。リサーチから試作・フィールドワークを通じて、栄養士としての個々のパーソナリティを高める、より付加価値の高いスキルを習得します。

卒業研究発表会

グループで行われる卒業研究は、2年次の10月から約半年間をかけて行われる、辻󠄀学園での学びの集大成です。それぞれが興味を持つ研究テーマを見つけ、リサーチから試作やフィールドワークを実践。
毎年、栄養士ならではの視点が活かされたさまざまな成果が披露され、内外から評価されています。

卒業研究テーマ
「こどもと三大アレルゲンについて」

アレルゲン除去のレシピは、こどもたちにも試食してもらいました。たとえばオムライスは、卵を使わずにカボチャなどで代用。見た目も食感も近づくように工夫しました。

卒業研究では、グループのみんなと何度も話し合いや試作を重ねました。そして発表の日を迎え、優秀賞を獲得!多くのアドバイスをくださった先生方にも感謝しています。

卒業研究で学んだ知識が保育園での仕事に役立っています

栄養士を目指したきっかけは、おいっ子の卵アレルギー。同じような子たちを支えたいと思い、こども栄養コースを選びました。卒業研究でも、こどもとアレルギーの関係について調査。三大アレルゲンの卵・乳・小麦を使わないレシピも考案しました。実際に保育園で栄養士として働く今、卒業研究で学んだ知識が財産になっていて、アレルギー対策のおやつを考えることもあります。

2019年 本校栄養士学科卒業
石川 美統さん

こども栄養コース

テーマ「保育園の食育」

保育園での食育の一環として、よくクッキングが取り入れられています。今回は親子クッキングと称してサツマイモ大福作りのデモンストレーションを劇風に紹介しました。

フードサービスマネジメントコース

テーマ「商品開発」

近畿中央ヤクルト販売株式会社様とコラボレーションして、ヤクルト商品を使った新しいメニュー提案をしました。生きた乳酸菌をさまざまな料理にアレンジしてお客様のお腹に届けました。

メディカル栄養コース

テーマ「腎臓病のフルコース」

タンパク質や塩分制限のある腎臓病の方でも他の方と見劣りしないフルコースをウェディング形式で提供しました。