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≪先生にインタビュー≫西尾先生の「過去」のお話

お茶の水キャンパスには、個性豊かで素敵な先生がたくさんいます。

先生はどうして先生になったのか。

先生はどんな先生だったのか。

先生はどんなことを考えながら授業をしているのか。

先生たちにインタビューをしてみました。

今日はこちらの先生のお話をご紹介します。

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お茶の水キャンパスの職員室に入り、まず目に飛び込んでくるのは西尾先生の笑顔だ。

身長154㎝と小柄な西尾先生だが、西尾先生は「大きい」と私は思う。

「ずっとやめたかったんですよ、学校」

西尾先生は中学3年間、学級委員を務め続けた。しかし、2年次に困難に直面した。西尾先生が在籍していたクラスは、いわゆる問題の多いクラスであった。西尾先生は学級委員として、その問題の責任の所在を問われたのだ。

「授業中、ボイコットみたいになっちゃったりとか、授業ができない状況になっちゃったりとかして、先生に『おい、学級委員は何やっているんだ』ってすごい言われていたんです。学級委員をやりたくなかったんですよ。仲良くしてくれた友だちもいたんですけど、なんかあんまり(学校に)行きたくないな、行っても怒られるだけだし、ってなっちゃって」

日々、ただただ辛いと感じていた西尾先生であったが、転機が訪れる。

「隣のクラスの先生だったんですけど、その先生が私のことを気にかけてくれてて、ずっと。その時のことをすごく覚えているんですけど、体育の授業終わりに声をかけてくれて、最近どうだ、って言われて」

学校に行くことに前向きになれなかった中学生の西尾先生に、ある先生が声をかけてくれた。

「自分のことを見ててくれるんだ」

「ある先生」とのやりとりは、「数秒だった」と西尾先生は言う。しかし、その「数秒」は、西尾先生が再び学校に行くことができるようになった契機であり、今の「西尾先生」になっていく契機でもあった。

今日は西尾先生の「過去」についてのお話でした。

来週は、西尾先生の「現在」についてのお話です。

お楽しみに。

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