「医薬品登録販売者」は、一般用医薬品の95%の販売を行うことができる重要な国家資格です。また調剤薬局などで、薬剤師のアシスタントや、美容部員としての就職も目指せるカリキュラムで学ぶことができます。
どんな仕事をするの?
ドラッグストア・薬店における一般用医薬品販売と管理
「医薬品登録販売者」は一般用医薬品のうち、薬剤師のみが扱える少数の医薬品を除いた医薬品の販売者と管理者になることができます。「医薬品のリスク分類」「情報提供と適切な相談対応」の観点から管理・販売を行うもので、医薬品に関する情報提供や服薬指導も重要な仕事となります。
どうやったらなれるの?
医薬品登録販売者の養成学科を持つ専門学校で学ぶ
2009年から誕生した「医薬品登録販売者」制度は、専門学校などで医薬品についての専門知識や関連法規について学び、各都道府県が実施する認定試験での合格が条件となります。
こんな仕事につける
将来目指せる職業
- 医薬品登録販売者
- 調剤薬局事務員
- ドラッグストア店員
- 美容部員
こんな資格がめざせる
取得できる資格
- 医薬品登録販売者(国家資格)
- 調剤薬局事務検定
- サービス接遇実務検定準1〜3級
- 秘書技能検定2〜3級
- POP広告クリエイター技能審査試験
- ビジネス文書技能検定2〜3級
- パソコン技能検定準1〜3級
- 日本化粧品検定3級
- チャイルドボディセラピスト3級
- 専門士
3つのポイント
Point1 勉強しながら学費をほぼ補える。

この学科の魅力は、学校で学びながら1年間のインターンシップ実習で働きながら経験を積めることです。そのインターンシップ実習のポイントは、店舗等で実際にスタッフとして働きながら報酬を得られることです。学費はその報酬でほぼ補うことができます。
大手企業ウエルシア薬局株式会社 など多数の大手企業とも提携してます!
さらに在学中に、採用や手当などで優遇を受けられる店舗管理者要件を満たすことができます。
Point2 「医薬品登録販売者」の資格を取得できる。
- 医薬品登録販売者
資格取得率 - 83.3%
- 全国平均 41.5%
薬剤師でなくても一般用医薬品の販売ができる「医薬品登録販売者」の資格取得を目指します。本校でインターンシップ実習を経験すれば、医薬品登録販売者試験合格後1年間で医薬品登録販売者(管理者)と名乗ることができます。(通常は2年間の業務経験が必要。)
Point3 治験業務の知識を身につけて新薬開発に関わることも可能。

治験とは、開発中の医薬品や医療機器を実際に使用してもらい、安全性を確認する試験のことです。「治験コーディネーター(CRC)」は、病院内の関係者(医師、薬剤師、検査技師)や製薬会社の担当者そして患者様との調整役を担う仕事です。本校には、医療・薬品業界での就職をさらに強くする「治験コーディネーター」としての基礎が学べるカリキュラムが組み込まれており、将来「治験コーディネーター」として新薬開発に関わる仕事をめざすことが可能です。
治験コーディネーター(CRC)に求められる役割とは?
治験を行うにあたって一番大切なことは、治験実施計画書通りに治験を進めることです。そのために創意工夫をして治験をサポートすることが「治験コーディネーター」に求められます。
被験者には
被験者の方にキチンと来院していただき規則通りに検査・服用してもらう意識づくり。

医療施設には
医療関係者に治験への理解を深めてもらい検査をスムーズにこなせる環境づくり。

豊富なカリキュラム
くすりアドバイザー科 カリキュラム一覧
〈1年次〉
- 就職活動対策Ⅰ・Ⅱ
- インターンシップ実習Ⅰ・Ⅱ
- パソコン基礎Ⅰ・Ⅱ
- 接客スキルⅠ・Ⅱ
- 未来デザインプログラムⅠ・Ⅱ
- プレゼンテーションⅠ・Ⅱ
- 薬理学Ⅰ・Ⅱ
- 基礎医薬品Ⅰ・Ⅱ
- 生薬・漢方学Ⅰ・Ⅱ
- 薬事関係法規・制度Ⅰ・Ⅱ
- 解剖生理学Ⅰ・Ⅱ
- 調剤薬局事務Ⅰ・Ⅱ
- 調剤薬局概論
- ビューティーケア
〈2年次〉
- インターンシップ実習Ⅱ
- 就職活動対策Ⅲ
- 就職活動対策Ⅳ
- パソコン応用Ⅰ・Ⅱ
- 資格試験対策Ⅰ・Ⅱ
- 健康食品・サプリメント知識Ⅰ・Ⅱ
- 栄養学Ⅰ・Ⅱ
- 医療品の安全対策と副作用
- 公衆衛生学Ⅰ・Ⅱ
- くすりと疾患Ⅰ・Ⅱ
- POP&ディスプレイ
- シミュレーション販売
- トータルビューティーⅠ・Ⅱ
- ヘルス&ビューティー
- 医療用医薬品Ⅰ・Ⅱ
- 調剤薬局演習
- こどもと薬
- 接遇外国語Ⅰ(英語)
- 接遇外国語Ⅱ(中国語)
※カリキュラムは変更する場合がございます。
横浜医療秘書専門学校のカリキュラムの例

調剤薬局事務
調剤薬局の「会計業務」と「請求業務」について学ぶ授業です。医療保険や調剤の基礎からレセプト作成まで、現場で役立つ知識を身につけられます。

薬理学
薬物が人に対して与える影響を医学的観点から勉強します。お客様の症状を聞いて、ピッタリの医薬品を選ぶことに大きく役立ちます。

基礎医薬品
薬品の種類・薬品に含まれる成分について勉強します。薬の詳しい説明ができることで、お客様に安心して薬を買っていただけます。
横浜医療秘書専門学校の1年次後期の時間割例
業界からの声
地域を元気に、笑顔にする。
現在ドラッグストアでは、『健康寿命の延伸』という重要な役割が期待されています。人々がより長く元気でいられるよう、予防段階からのアドバイスが求められますが、その担い手として活躍しているのが『医薬品登録販売者』です。
医薬品登録販売者は、医薬品販売に必要な公的資格で、資格試験の合格と、24ヶ月間の実務経験が必要です。くすりアドバイザー科では、これを在学中にスタートするため、他学生よりも早く満たすことができます。就職では、給与の向上や早期キャリアアップ等、有利に働く部分が多くありますし、たくさんの先輩方も活躍しています。
また、医薬品登録販売者の素晴らしさは、『地域で一番身近な健康アドバイザー』になるということです。自分の知識と経験で人々を元気にできる、健康という尽きることのないニーズに応え、その成果がお客様からの『ありがとう』と笑顔でかえってくる。これほどやりがいを実感できる仕事も数少ないのではないでしょうか。まだやりたいことが具体的でなくても、「何か専門性を身につけたい」、「誰かのためになりたい」と思う方は、医薬品登録販売者を目指してみてはいかがでしょうか。

取締役 採用担当
遠藤 さゆり氏
オープンキャンパスのご案内
もっと学校について知りたい方にはオープンキャンパスがお勧めです。横浜医療秘書専門学校では毎月オープンキャンパスを実施しています。実際の授業の様子を見学したり、学科・コースの違いや目指せる職業・資格習得の説明をきいたりしていただけます。まずはオープンキャンパスページで詳細をご確認ください。