精神保健福祉士短期養成通信課程とは

精神保健福祉士短期養成通信課程。9か月。精神保健分野で地域社会の橋渡しを担える人材を育てる。

この学科で取れる資格

国家資格 精神保健福祉士受験資格

国家資格である「精神保健福祉士」の受験資格を取得できます。

図:通学開始、受講期間1年6ヶ月、単位認定

この学科について

入学年度に国家試験を受けられます

短期養成課程は既に社会福祉士の資格を保有されている方や福祉系4年制大学等をご卒業された方(※)を対象としております。修業期間が9か月と短いため、入学年度に国家試験を受験することが可能です。
※入学要件につきましては、下記の「この学科の入学資格要件」をご確認ください。

入学時期 4月1日〜
課程 定員 修業年限
精神保健福祉士短期養成通信課程 80人 9か月

この学科の入学資格要件

福祉系4年制大学等で基礎科目※1を修めて卒業(卒業見込みを含む)または、福祉系3年制短期大学等で基礎科目※1を修めて修了(夜間・通信課程を除く)+実務経験1年を経験、または福祉系2年制短期大学等で基礎科目※1を修めて修了 +実務経験2年を経験、または社会福祉士の資格を有している方だと精神保健福祉士短期養成通信課程に入学できます。

※1 基礎科目:以下の基礎科目一覧を参照

基礎科目

  • 人体の構造と機能及び疾病、心理学理論と心理的支援、社会理論と社会システムのうち一科目
  • 社会保障
  • 低所得者に対する支援と生活保護制度
  • 福祉行財政と福祉計画
  • 保健医療サービス
  • 権利擁護と成年後見制度
  • 精神保健福祉相談援助の基盤(基礎)
  • 現代社会と福祉
  • 地域福祉の理論と方法
  • 低所得者に対する支援と生活保護制度
  • ※上記科目は平成21年4月施行の新カリキュラムでの名称です。
  • ※旧カリキュラムにおける名称などによる科目の読み替えは学校により異なります。
  • ※基礎科目の履修については、法令等を参照に卒業された大学等にご確認下さい。

精神保健福祉士とは

精神保健福祉士は、専門職の国家資格です(「精神科ソーシャルワーカー(PSW)」と呼ばれる)。メンタルに病を抱えた人がスムーズに生活を営めるように援助や訓練、社会参加のお手伝いや周囲との調整などを行う仕事です。わが国では、「精神保健福祉士法」において精神保健福祉士は「精神保健福祉士の名称を用いて、精神障害者の保健及び福祉に関する専門的知識及び技術をもって、精神科病院その他の医療施設において精神障害の医療を受け、又は精神障害者の社会復帰の促進を図ることを目的とする施設を利用している者の地域相談支援の利用に関する相談その他の社会復帰に関する相談に応じ、助言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助を行う者」と定義されています。

精神保健の取り巻く環境の変化により、医療・保健・福祉にまたがる精神保健福祉士の活躍の場がますます広がりつつあります。

精神保健福祉士の働く場所

医療機関

  • 精神科病院
  • 総合病院の精神科
  • メンタルクリニック
    など

行政機関

  • 保健所
  • 精神保健福祉センター
  • 市町村の保健センター
    など

精神障害者施設

  • 精神障害者福祉ホーム
  • 就労移行支援事業
  • 就労継続支援事業
    など

精神保健福祉士短期養成通信課程 カリキュラム

精神保健福祉士専門科目

  • 精神疾患とその治療
  • 精神保健の課題と支援
  • 精神保健福祉相談援助の基盤(専門)
  • 精神保健福祉の理論と相談援助の展開
  • 精神保健福祉に関する制度とサービス
  • 精神障害者の生活支援システム
  • 精神保健福祉援助演習(基礎・専門)
  • 精神保健福祉援助実習指導・実習

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