精神保健福祉士一般養成通信課程とは

精神保健福祉士一般養成通信課程。1年
6か月。精神保健分野で地域社会の橋渡しを担える人材を育てる。

この学科で取れる資格

国家資格 精神保健福祉士受験資格

国家資格である「精神保健福祉士」の受験資格を取得できます。

図:通学開始、受講期間1年6ヶ月、単位認定

この学科について

入学時期 4月1日〜
課程 定員 修業年限
精神保健福祉士一般養成通信課程 80人 1年6か月

この学科の入学資格要件

一般大学等4年 (4年制専門学校も含む)を卒業または、一般短期大学等3年(3年制専門学校も含む) +相談援助実務経験1年を経験、または一般短期大学等2年(2年制専門学校も含む) +相談援助実務経験2年を経験、または相談援助実務経験4年があると一般養成通信課程に入学できます。

精神保健福祉士とは

精神保健福祉士は、専門職の国家資格です(「精神科ソーシャルワーカー(PSW)」と呼ばれる)。メンタルに病を抱えた人がスムーズに生活を営めるように援助や訓練、社会参加のお手伝いや周囲との調整などを行う仕事です。わが国では、「精神保健福祉士法」において精神保健福祉士は「精神保健福祉士の名称を用いて、精神障害者の保健及び福祉に関する専門的知識及び技術をもって、精神科病院その他の医療施設において精神障害の医療を受け、又は精神障害者の社会復帰の促進を図ることを目的とする施設を利用している者の地域相談支援の利用に関する相談その他の社会復帰に関する相談に応じ、助言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助を行う者」と定義されています。

精神保健の取り巻く環境の変化により、医療・保健・福祉にまたがる精神保健福祉士の活躍の場がますます広がりつつあります。

精神保健福祉士の働く場所

医療機関

  • 精神科病院
  • 総合病院の精神科
  • メンタルクリニック
    など

行政機関

  • 保健所
  • 精神保健福祉センター
  • 市町村の保健センター
    など

精神障害者施設

  • 精神障害者福祉ホーム
  • 就労移行支援事業
  • 就労継続支援事業
    など

在学生の声

相手の気持ちを受け止め、理解してあげられる人になりたくて。

大学の通信課程で介護を学んだ私 。でも精神科のクリニックに勤務していた時、介護の知識だけでは対応できない現実を知り、精神疾患の ことを専門的に学びたいと思ったことが受講のきっかけでした。

精神疾患の人の手助けをしたい。新たな目標に向かってがんばります。

精神疾患は、ケアが必要な病だと実感。資格を取得したら、精神的にダメージを受けている人が、社会や企業と関わって行くために必要なサ ポートをしていければいいなと思っています。

川野 光代さん

精神保健福祉士一般養成通信課程 カリキュラム

共通科目

  • 医学概論
  • 心理学と心理的支援
  • 社会学と社会システム
  • 社会福祉の原理と政策
  • 社会福祉調査の基礎
  • ソーシャルワークの基盤と専門職
  • ソーシャルワークの理論と方法
  • 地域福祉と包括的支援体制
  • 社会保障
  • 障害者福祉
  • 権利擁護を支える法制度
  • 刑事司法と福祉
  • ソーシャルワーク演習

精神保健福祉士専門科目

  • 精神医学と精神医療
  • 現代の精神保健の課題と支援
  • 精神保健福祉の原理
  • ソーシャルワークの理論と方法(専門)
  • 精神障害リハビリテーション論
  • 精神保健福祉制度論
  • ソーシャルワーク演習(専門)
  • ソーシャルワーク実習指導
  • ソーシャルワーク実習

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