この学科で取れる資格
国家資格 社会福祉士受験資格
国家資格である「社会福祉士」の受験資格を取得できます。
この学科について
課程 | 定員 | 修業年限 |
---|---|---|
社会福祉士一般養成通信課程 | 240人 | 1年6か月 |
この学科の入学資格要件
社会福祉士とは
社会福祉士は、社会福祉専門職の国家資格です(「ソーシャルワーカー」と呼ばれる)。生活上に課題を抱える人から相談を受け、日常生活がスムーズに営めるように援助をしたり、困っていることが解決できるように支えたりすることが主な仕事となります。他分野の専門職などと連携して総合的に支援を進めたり、社会資源などを開発したりすることも社会福祉士の役割です。
わが国では、「社会福祉士及び介護福祉士法」により、社会福祉士とは「専門的知識及び技術をもって、身体上もしくは精神上の障害があること、または環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者または医師その他の保健医療サービスを提供する者その他の関係者との連携及び調整その他の援助を行うことを業とする者」と定義されています。さまざまな福祉的課題が注目される現在、社会福祉士への期待はますます高まってきています。
社会福祉士の働く場所
対象が高齢者やその家族
- 特別養護老人ホーム
- 養護老人ホーム
- 地域包括支援センター
- 介護老人保健施設
- デイサービスセンター
など
対象が精神・肉体的・身体などにハンディキャップのある子供やその家族
- 児童相談所
- 児童養護施設
- 障害児入所支援施設
- 母子父子福祉センター
- 母子生活支援施設
- 身体障害者更生施設
- 身体障害者授産施設
- 身体障害者福祉工場
- 身体障害者福祉センター
- 知的障害者授産施設
- 知的障害者更生施設
など
対象が地域その他の住民
- 病院、診療所
- 社会福祉協議会
- 学校(スクールソーシャルワーカー)
- 福祉事務局
- 独立型社会福祉士
- 刑務所(福祉専門官)
など
在学生の声
介護は"共に生きる"こと。 学ぶことで新たな道が見えました。
母の介護をする中で、身体介護よりも福祉について学びたいと思ったのが受講のきっかけです。福祉を詳しく学び、介護の本質を理解することができ、母との向き合い方もいい方向に変わりました。
先生やともに学ぶ仲間に励まされた。今後は、地域貢献していきたい。
スクーリングは楽しかったですね。 先生の説明は分かりやすいし、一緒に学ぶ仲間のがんばる姿に励まされることも。介護は地域との関わりも大切なので、今後は学んだことを地域で活かしていきたいです。
鬼島 映井さん
社会福祉士一般養成通信課程 カリキュラム
共通科目
- 医学概論
- 心理学と心理的支援
- 社会学と社会システム
- 社会福祉の原理と政策
- 社会福祉調査の基礎
- ソーシャルワークの基盤と専門職
- ソーシャルワークの理論と方法
- 地域福祉と包括的支援体制
- 社会保障
- 障害者福祉
- 権利擁護を支える法制度
- 刑事司法と福祉
- ソーシャルワーク演習