卒業後の一人暮らしや社会参加や自立生活を見据え、
生活訓練室を備えた寄宿舎を設置。
キャリア教育の観点からも、基本的生活習慣の習得を目指します。
一人暮らしを想定した生活訓練室を設置。
ワンルームタイプの部屋を利用し、本科1年生が2泊3日の「生活体験学習*」を実施します。
最終学年は卒業後に一人暮らしやグループホーム入所が見込まれる生徒を対象に学習期間を設けています。
*一年間の寄宿舎生活で学んだことを一人の環境下でも取り組むことができるか現時点での生活力を確認し、今後の生活への課題を見出すことを目的としています。
〈学ぶ項目〉
●食事(後片付けなど)
●買い物(お金の管理)
●整理整頓、掃除、洗濯、余暇時間の使い方など
「自立が出来るように一つ一つ考えながら行動する」を目標に、生活体験学習を行いました。自分で考えた日課の通り生活をする中で、自分の得意なことや課題を知ることできました。とても良い機会でした。例えば、食事の準備や洗濯、清掃などは、これまでの寄宿舎生活でしっかり身についていると実感することができました。しかし、マイペース過ぎて、時間を意識して過ごすことが難しいなと感じ、課題を知ることができました。
これからの学校生活の中で、将来自立した生活を送るためにもさらに時間を意識して、メリハリのある行動を身に付けられるようにしたいです。
外部講師を招いての運動、地域関係機関などとの連携活動、自治会活動等を通し、充実した余暇の過ごし方を学びます。様々な活動を日課に組み込むことで自分自身がリフレッシュできる方法が何かを知るきっかけづくりを行います。
自治会長に立候補したきっかけは、皆が楽しく、より良い寄宿舎生活を過ごせるようになればいいなと思ったからです。具体的には、皆が明るく、楽しく、周囲の仲間のことを考え、思いやりを持もちながら日課や様々な行事に取り組めるようになってもらいたいと思いました。
会長になってみて感じたことは、難しい課題もありましたが、皆と意見交換をしながら目標を立てたり、より良い生活にするため提案を導き出せたりしたときに、とても充実感と達成感が得ることができました。もっと楽しく、今以上により良い関係を築きたいと思っています。
男女定員48人の共同施設。性別の違いによるプライバシーやセキュリティーに配慮した環境を構築します(顔認証システムを導入)。
三幸学園の学生寮運営で実績のある株式会社共立メンテナンスに委託。安心して生活できる住・食環境を整備します。
男女別で各室4人定員、食堂や談話室は男女共用とすることで規律・ルール遵守の意識を育てます。
リビング、キッチン、バス・トイレのあるワンルームタイプで、生活家電・家具類も備えます。この訓練室を利用し、本科1年生は2泊3日の「生活体験学習」を実施します。最終学年は卒業後に一人暮らしやグループホーム入所が見込まれる生徒を対象に学習期間を設けています。
事前・事後指導を行い、保護者と連携しながら生活習慣の定着を図ります。
みんなでくつろぎながら話ができるスペースです。
災害等の非常時における行動フローを事前に定め、防災訓練を通して避難時の行動を生徒に周知します。