
医療事務の仕事内容 1日の流れは?
三幸学園は毎週オープンキャンパスを実施中!
職業・業界や進路に関する質問にもお答えします。
医療事務の仕事内容
医療事務の仕事は、大小を問わず医療機関において、受付や会計さらには保険などの診療報酬の請求といった業務を行います。
病院などでは受付業務も行うので、医療事務として病院で働く人たちは、病院の顔とも言える存在です。
毎日の仕事の中で、医師や看護師といったような医療スタッフを裏から支え、患者さんに快適に診療を受けてもらうためのお手伝いをします。医療にかかわり病院の運営を下支えするという社会的意義のあるやりがいを感じることができるでしょう。
また、保険治療を行っている医療機関の場合、月初めには医療報酬の請求のがあるため、レセプト業務を行います。
多くの業務はコンピューターが処理をしてくれますが、データーの入力など人力に頼る部分も多く、とても大切な役割を担っている仕事のひとつです。
医療報酬は都度変更される場合があるため、レセプトの電子システムだけに頼らずミスなく業務を進める集中力がある方が向いています。また、来院者とスムーズにやりとりするコミュニケーション能力が高い方もおすすめです。
午前中の業務
医療事務のおもな午前中の仕事としては、次のようなものがあります。
開院前の準備として、院内の清掃や掲示物のチェックや午前中に受け付けている予約状況を確認します。
実際に診察時間ごろに玄関を開けて、患者さんを受け付けていきます。
さらに、開院後の仕事としては、必要に応じて来院した患者さんに問診票を渡して記入をしてもらい、保険証などといった診察前に必要な書類の確認や作成など、診察に必要な書類を用意するのが大切な役目です。
それ以外にも、患者さんのカルテの作成や順番が来た患者さんを診察室へ案内することや、診察終了後の会計業務及び次回の予約の確認といったように、医療機関を訪れる患者さんがスムーズに診察をして利用できるよう、医療事務の仕事は多岐にわたります。
午後の業務
午前中の診察終了後に、必要に応じてつり銭の補充を行います。その他の業務に関しては、医療機関にもよりますが、通常午前中とほぼ同じ業務内容です。
すべての診察が終了したあとは、会計の精算や清掃などの業務を行い、1日の仕事が終了します。
保険診療を行っている医療機関では、毎月月初めの10日ほどの間、診療報酬の請求業務を行います。日中に時間がとれなければ診療時間が終了したあと他の医療スタッフなどと協力し合いながら処理を行います。
普段あまり残業がない医療機関でも、診療報酬請求業務を行っている期間は残業をして処理するのが一般的です。
ある1日のスケジュール
8:30 出勤
中小の病院などでは、大学病院や総合病院に比べ診療開始時間が遅く、出勤時間もやや遅い場合が多いです。
制服に着替え、病院内おもな場所を清掃します。
掃除が終わったら、患者さんの訪れる受付や診察室内の準備を行います。会計用のレジにつり銭を用意するなど、診察や受付業務がスムーズに進むための準備を行います。
9:00 受付開始
来院した順番に、患者様の受付業務を行います。小さなクリニックなどの場合には、医療事務スタッフは少ないことが多いので、窓口での患者様対応以外にも、電話の応対など一般的な事務の仕事も少なくないです。
12:00 受付終了
午前の受付が終了しても、診察中の患者様や会計待ちの患者様がいる場合には、最後の患者様が帰るまで、仕事は続きます。
全ての患者さんの診察と会計が終了したら、待合室などといったような場所の、片付けをし、昼食休憩になります。
13:00 お昼休み
14:00 午後の診療開始
午後の医療事務としてのおもな仕事内容は、午前診療とほぼ同じになります。
18:00 受付終了
最後の患者様の会計を終え、会計確認を行います。そのあと、待合室や診察室などの清掃をして1日の業務は終了となります。
ただ、健康保険を受け付けているクリニックでは、毎月一回月初めの10日ほどの間に、受付業務が終了した後残業をして保険請求のためのレセプト業務を行います。
18:30 帰宅
医療事務になるなら三幸学園
三幸学園では医療事務を始めとする医療関係の仕事に特化したコースを多く用意しています。
三幸学園は資格・就職サポートが充実しており、高い合格率・就職率となっています。
まずはお近くの学校の資料やオープンキャンパスで情報をご確認ください。