2020年5月7日
在校生・保護者の皆様
仙台ビューティーアート専門学校
校長 佐藤 亨
新型コロナウイルス禍に関する対応について
現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために社会一体となり様々な努力がなされており、これまでの社会生活も制限され、私たちは可能な限り自宅に留まることを余儀なくされています。こうした中、本校では2020年度前期の授業を5月8日(金)よりオンラインによるメディアを活用した授業も取り入れながら始めることといたしました。教職員は、遠隔授業であっても例年と変わらない教育を実現できるよう、現在、様々な準備・取り組みを行っております。
在校生ならびに保護者の皆様も、学業を続けるにあたり、様々な困難に直面していることと存じます。本校では、在校生が円滑に勉学に取り組むことができるよう、以下のような修学支援を行うことといたします。
なお、県のコロナ情勢によって、5月中に分散登校日、登校型ホールルームまたは授業を設ける場合があります。その場合は前もってSanko Gateにて連絡いたします。
1.在校生への支援金の給付(一人当たり一律 30,000円)について
今般の新型コロナウイルス感染症拡大により、学費を負担する保護者様等の家計急変や生徒自身のアルバイト収入の減少など、学業を続けるにあたり様々な困難に直面されている生徒が増加していることから、経費負担を少しでも軽減し、学修環境全般を整えていただくための緊急支援として、在校生(通信制課程のみ受講する生徒は除く)に一人当たり一律30,000円を給付いたします。具体的な給付方法については、追ってお知らせいたします。
2.家計急変による経済困窮者への学費延納・分納措置および給付型奨学金等の対応について
新型コロナウイルスの影響により家計が急変し、勉学の継続に支障をきたした方を対象にして、特別に学費納入の延納・分納措置及び給付型奨学金による支援措置を講じます。適用条件など詳細につきましては、追ってお知らせいたします。
3.オンライン授業受講に関する支援について
前述のとおり、新型コロナウイルスの影響を抑え教育活動を維持するため、緊急の授業オンライン化(メディアを活用した授業の展開)が必要となっています。メディアを活用した授業を実施していくにあたり、本校では在校生各自又は各ご家庭によるオンライン環境の整備をお願いしております。最低でもスマートフォンといったオンラインによる授業視聴が可能となる機器及びインターネット環境の整備等といった準備が必要になります。(必ずしもパソコンやタブレットの準備を求めるものではありません。)授業のオンライン化には、在校生各自が受講するための環境が必要であり、特にネットワーク環境の確保が重要となっています。
本校ではこの受講環境に関する支援として、学校にて展開されるメディアを活用した授業に対してネットワーク環境が不十分な在校生(通信制課程のみ受講者を除く)にWiFiルーター(通信費用含む)を無償貸与することといたしました。今後、対象者の確認から行わせていただく予定でおりますが、具体的には貸与の準備が整い次第、改めてお知らせいたします。
今後の情勢の変化に伴い、上記内容に変更が生じる場合があります。その際は、本校の学習マネジメントシステム「Sanko Gate」にてお知らせいたしますので、引き続き情報のご確認をよろしくお願いいたします。
末筆になりましたが、今回の新型コロナウイルス禍においては、感染しないこと、そして自分たちが感染源にならないことがなによりも重要です。皆様ご自身、どうか健康に留意され、今回の新型コロナウイルス禍を皆で乗り越えることができることを願っております。
以上