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診療情報管理士の仕事についてわかる!

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職業・業界や進路に関する質問にもお答えします。

診療情報管理士の仕事内容

診療情報管理士は、医療機関を訪れた患者の診療内容や病状などを記した診療記録(カルテ)や検査記録などの診療情報を収集・管理するスペシャリストです。診療情報の内容を正確に読み取り、データを分析して、医療の安全管理や質の向上、病院の経営に必要な情報の管理を行っています。 医療系事務資格の中でもっとも専門性が高い資格とされており、資格を持っていると就職や転職に有利です。主な就職先は、大学病院や総合病院などの外来数や病床数の多い大きな病院で、「診療情報管理室」などの専門スペースで作業するのが一般的です。

診療情報管理士は専門的な医療知識のもと、多くのデータを正確に処理する能力が必要です。そのため、コツコツと細かい作業を続けられる方や、冷静に判断できる慎重な方が向いています。

具体的な診療情報管理士の仕事内容は「診療情報管理士の仕事内容 1日 の流れ」ページを参照ください。


診療情報管理士の資格を取るには

診療情報管理士は、指定の学位を取得後、一般社団法人日本病院会が実施している認定試験に合格し、認定・登録されることで取得できます。
認定試験には、受験資格の条件があり、以下の2つのルートをたどるのが一般的です。


・日本病院会指定の大学もしくは専門学校(3年以上)で必須課程を修了する
・日本病院会主催の「診療情報管理士通信教育」(2年間)を受講する


ただし、通信教育には、「大学・短期大学・専門学校卒業以上」という学歴や「病院での実務経験」という受講条件があります。条件をクリアしていなければ通信教育が受けられないため、最短ルートで診療情報管理士を目指したい方は、高校卒業後に日本病院会認定の専門学校で学ぶのがおすすめです。


診療情報管理士の給料・年収

診療情報管理士の給料は、地域差はありますが医療事務職の中で給与水準は全国的に高めとなっています。
雇用形態は、募集している病院によりますが、正社員としての採用が多く、福利厚生はしっかりしているといえるでしょう。正社員で採用されると賞与や昇給が期待できます。賞与の平均は年2回で約4ヶ月分が一般的です。
平均年収は厚生労働省発表の資料によると440万円前後となっており、実力と経験で昇給、キャリアアップの可能性があります。


診療情報管理士になるには

診療情報管理士になるには、実は「診療情報管理士認定試験」への合格は必須ではありません。データ管理能力があれば、就職できる可能性があります。
ただ、診療情報管理士は医学に関する知識や医学用語などの幅広い知識が求められる職種で、病院経営に関わる重要なポジションも担っています。そのため、病院側も医療データを有効的に活用できるプロフェッショナルを求めている傾向があり、資格を持っている方が就職・転職などに有利です。
また、医学的な基礎知識やレセプト、さまざまな関連書類を作成するのに必要な能力を証明する医療秘書の資格などもあると活躍の場が広がり、キャリアアップも期待できます。


診療情報管理士のやりがいと魅力

診療情報管理士は、情報化が進んでいる今求められている人材です。病院を訪れる患者の方と直接かかわる機会の少ない医療事務職であることに加え、分析データを通して地域社会や世界全体の診療情報にも関わることができます。
また、診療情報管理士は 全国どこででも通用する資格です。福利厚生や労働環境が整った大きな病院が就職先となるケースが多いため、比較的安定した仕事に就くことができます。仕事も残業が少なく、自分のペースで仕事ができるため、結婚や子育てとの両立も可能です。
専門知識を学んでおくで、新卒でも病院経営や安全管理の第一線で活躍できるため、一番の近道である専門学校で学び、診療情報管理士として活躍しましょう。


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