医療・歯科・看護・介護のお仕事

介護福祉士になるには?必要なこととは

三幸学園は毎週オープンキャンパスを実施中!
職業・業界や進路に関する質問にもお答えします。

介護福祉士の仕事内容は?

介護福祉士は、日常生活に支障がある高齢者や、身体障害、精神障害のある人に対し、食事や入浴、排泄など日常生活を正常に送ることができるよう身体介護を行う仕事です。また、介護のみでなく、要介護者の家族に対し、どのように介護をしていけばよいか相談に乗ったり、アドバイスしたりする役割もあります。超高齢化となっている現代では、介護福祉士の不足が起きておりニーズがますます高まってきています。介護福祉士として働く場合、専門学校で基本的な知識を習得したのち、ケアセンターや介護施設に就職しますが、施設ごとに特徴があるので、どこで働くかをしっかり吟味して就職しましょう。


介護福祉士になるには資格は必要?

介護福祉士の資格は国家資格であるため、専門学校など特定のルートで学んだのちに受験資格が得られます。受験資格を得るためには指定のカリキュラムを修める必要があるため、専門学校で効率的に学ぶことをおすすめします。介護福祉士としての国家資格に合格したら、現場で経験を積んでいきます。国家資格を保有していることで就職が有利になり、給与にも差が発生しますので早い段階で資格を取得しておくとよいでしょう。専門学校では介護福祉士としての知識を学ぶほか、実習を通じて現場での実務も学んでいきます。卒業して即戦力として働くためにも、専門学校でしっかり学んでから国家試験の合格を目指しましょう。


介護福祉士に求められる適性・能力

介護福祉士は常に人と接する仕事です。接する相手は介護を必要としており、思うようには意思疎通が図れない場合もあります。そのため介護福祉士に求められることは、人と接することが好きで、それがストレスにならない人、忍耐力・体力のある人という点があげられます。人から「必要とされる喜び」を感じ、誰かの力になりたいと考えている人は、介護福祉士としてのやりがいを感じることができるでしょう。また、介護の現場は毎日様々な問題が発生します。どんな問題が発生しても、冷静な判断ができることも大切なポイントとなってきます。問題には冷静に対処し、思いやりを持ってサービス利用者と接する能力のある人は介護福祉士として十分に活躍できるでしょう。


介護福祉士の就職先と雇用形態

高齢化社会である昨今、介護福祉士の不足が問題となっておりニーズはますます高まってきています。介護福祉士として施設で働く場合、就職先選びは慎重に行いましょう。施設によって給与体系や福利厚生も様々です。可能であれば就職前に施設見学をさせてもらい、インターネットやパンフレットを使って施設の研究をしておきましょう。また、介護福祉士としての資格を保有しておけば、正社員やパートなど雇用形態は様々です。そのため出産・育児が落ち着いてから現場に復帰する女性も多く、希望の時間帯で働くことができる場合も多いようです。自分が介護福祉士としてどのような働き方をしたいのかをイメージしておくことも大切です。


介護福祉士の将来性

少子高齢化に伴い介護福祉士のニーズは高まる一方で、介護福祉士は年々不足傾向にあります。2000年には介護保険制度が誕生し、いまや多くの民間事業者が介護業界に参入し、事業として介護サービスを提供しています。介護保険制度のスタートによって、介護福祉士の活躍の場はますます広がっており、これからも広がっていくことが予想されます。高齢化社会が進む中、介護福祉士の未来を担う若手世代がますます求められています。人手不足であることから、一人当たりの仕事量は多くなっている傾向にあります。若いうちに介護福祉士としての経験を積み、ライフワークバランスを保ちながら QOL(Quality of Life=生活の質)の充実も図っていくよう心がけましょう。


三幸学園卒業生の介護福祉士

黒羽 大和さん

自分との関わりで入居者様の笑顔を引き出すことができた時、この仕事でのやりがいを感じます。入居者様との普段の何気ない会話やレクリエーションや行事などで楽しそうな表情を見れると介護をしていてよかったなと改めて感じます。在学中は実習や国家試験をクラス全員で声を掛け合い乗り越えたことで団結することの大切さを学びました。介護の仕事も職員同士で協力する場面が多いので今に生きていると思います。

三幸学園では「介護福祉士」を目指す専門のコースも用意しています。
医療専門学校トップページ

「介護福祉士のやりがい」の記事を読む 「介護福祉士の仕事内容 1日の流れは?」の記事を読む 「介護福祉士の給料・年収はどれくらい?」の記事を読む 「介護福祉士に資格は必要?介護福祉士国家試験とは」の記事を読む 「介護福祉士の仕事についてわかる!」の記事を読む