
【企業連携】「科学的データ×教育現場の知見」で不登校生徒支援に新たな一歩【東京みらい中学校】
学校法人三幸学園 東京みらい中学校は2024年度よりIGS株式会社様より非認知能力検査(Ai GROW)をご提供頂き、各種教育活動の教育効果を定量化する教育機関向け評価ツールを実施しております。

現場での知見と科学的データをもとに生徒の特性や環境要因を分析し、より適切な学習・生活支援を提供します。本プロジェクトでは、不登校傾向のある生徒に対する個別最適化された支援策の共同開発プロジェクトを開始しました。不登校生徒支援に新たな一歩のアプローチとして、実際の教育現場の知見と科学的なデータ分析とを組み合わせたハイブリッド型の支援モデルの開発を目的としています。
共同開発の主な内容
1.生徒の特性分析
・BIG5性格診断およびコンピテンシー評価を活用し、生徒の性格特性や行動傾向を把握
・学習意欲、対人関係、ストレス耐性などの要素を多角的に分析
2.環境要因の調査・分析
・生徒の登校意欲に影響を与える家庭環境、学校環境、対人関係を調査
・教室内の心理的安全性や授業形式が登校率に与える影響を検証
3.支援策の開発と実証実験
・分析結果に基づき、不登校生徒の傾向を分類し、それぞれに適したアプローチと具体的支援策を確立
・試験的な支援策を学校現場で導入し、実際の効果を検証
・継続的なフィードバックを受けながら、支援策の精度を向上
今後の展開
本プロジェクトは、生徒一人ひとりの特性や置かれた環境を多角的に分析し、より適切な学習・生活支援の提供を目指す取り組みです。
不登校支援は、従来から個別対応が求められる分野であり、学校や教職員に大きな負担がかかるという課題があります。
本プロジェクトでは、学校や教職員が持つ教育現場での知見に加え、科学的なデータ分析に基づくアプローチを取り入れることで、より効果的で持続可能な支援の実現を目指しています。
今後も東京みらい中学校はIGS株式会社様と連携を強化し、持続可能な教育支援モデルの確立に向けて取り組んでいきます。
【関連サイトURL】
「科学的データ×教育現場の知見」で不登校生徒支援に新たな一歩 ~東京みらい中学校とIGS、個別に最適化された支援策の共同開発を開始~
【本件に関する問い合わせ先】
東京みらい中学校
e-mail:yamaguchi-junichi@sanko.ac.jp
担当:山口 淳一