学校法人 三幸学園

在校生・卒業生の活躍

日本医療秘書学会第20回学術大会にて日野原重明賞を受賞!!【東京医療秘書福祉&IT専門学校】

2023年2月26日(日)に日本医療秘書学会第20回学術大会が大阪で開催され、東京医療秘書福祉&IT専門学校の医療秘書科1年生・診療情報管理士科1年生の生徒が参加し、日野原重明賞を頂きました。

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日本医療秘書学会とは、聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生の絶大なご賛同とご指導を得て、日本で初めての医療機関等における事務系実務者を対象とする学会です。その学会が運営する学術大会において、実際に医療秘書として勤務される方や医療秘書を目指している学生が医療の様々な課題に対して研究を行い、毎年2月に発表する機会があります。

当校では学術大会で発表したい生徒を集い、8月から半年間の今の医療現場の問題について研究を進めてきました。
現場で勤務経験がある先生から産婦人科は女性患者の為、医療機関の壁紙をピンクにしていることで壁紙の色について患者様からクレームが来たと伺い、私たちが当たり前に感じていたことが当たり前でなくなってきていることに衝撃を受けました。

「壁紙は医療事務員の立場から変更できるもの?」「治療をしない医療事務員には何ができる?」
なかなか見つからない解決策に何度も何度も話し合い、たくさん調べていきました。
調べていくうちに厚生労働省が「保健医療2035のパラダイムシフト」を掲げ、2035年までに「価値」に基づく医療を目指していることがわかりました。医療は治療法だけが進歩しているのではなく、考え方も進歩しているということに気付きました。
では、2035年に向けて、今の私たちができることは何か?
現場経験がある先生のインタビューを元に学生ならではの提案もしました。

校内で先生方にリハーサルを見て頂き、本番同様に質疑応答の練習もしました。また前日はホテルで発表の練習をし、当日に臨みました。当日大変緊張した様子でしたが、今までの中で一番元気で明るい発表ができました。
そして、「日野原重明賞」という素晴らしい賞も頂くことができました。

<医療秘書学会学術大会とは>
医療秘書学会学術大会は、医療秘書関連業務に関する調査研究と研究発表、講習会、研修会を行い、医療秘書実務担当者の資質の向上と、社会医療に貢献することを目的として開催されています。
毎年、現場の医療秘書に加え、医療秘書学生が研究したものを発表する大会です。今回は24もの一般演題が発表され、そのうち、三幸学園は医療秘書科が設置されている12校全てが参加をしています。


【本件に関するお問い合わせ先】
東京医療秘書福祉&IT専門学校
担当:古澤 弘江
TEL:0120- 160-350
メールアドレス:furusawa-hiroe@sanko.ac.jp