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プログラマに向いている人とは?

プログラマに向いている人の条件は、ものづくりが好きなこと。そして注意力、論理的思考力、コミュニケーション力、忍耐力など様々な資質があれば、プログラマとして活躍できるはずです。

プログラマに向いている人とは

何より、プログラミングやモノづくりが好きである人なら、この仕事に向いていると言えるでしょう。自分で考え、工夫し、思ったとおりにプログラムが動いたときに楽しいと思えること。そして、プログラムを作る過程すら楽しめることが、プログラマにとって重要な資質だからです。

楽しみながらプログラマの仕事を続けるための資質は、他にもあります。ここでは6つの資質を紹介しましょう。

1.注意力

プログラミングは細部まで注意が必要な仕事です。小さなミスやタイプミスもエラーに繋がるので、細かいミスに気づき、早急に修正できる力が必要です。

2.論理的思考力・想像力

プログラムを作るためには、論理的に考え、どのようにプログラムが動作するのかを想像する力が重要です。

3.批判的思考力・問題解決能力

与えられた指示やプログラムの設計に対して批判的に考える力と、困難な問題に対して解決策を見つけ出す力も求められます。

4.協調性・気遣い

プログラミングはチームで行うことが多いので、他のメンバーと良好な関係を保ちながら協力して仕事を進められる能力が必要です。

5.集中力・体力・根気

プログラミングは時間がかかる仕事です。より良いコードを書くために1日中試行錯誤することも。長時間働いても集中力を保つ力や体力、そして根気が必要です。

これらの資質を全て兼ね備えている必要はありませんが、いくつか持っていればプログラマに向いている人である、と言えます。


プログラマに向いていない人とは

最近は書きやすい言語も登場してきて、プログラマの仕事は昔と比べると敷居が低くなりました。しかし、やっぱりどうしても向いていないと言わざるを得ない人はいます。そんな人の特徴を、以下に挙げてみます。

1.パソコンが苦手

プログラミングはパソコンでの作業が中心なので、パソコン操作に苦手意識があると効率的な作業が難しいです。

2.数学が苦手

プログラミングは論理的思考が必要で、それは数学的な考え方に似ています。数学が苦手な人はプログラムの複雑なロジック作成に苦労するかもしれません。

3.英語が苦手

プログラミング言語は英語が基本です。また、英語の技術文書を読んだり、世界中の開発者とコミュニケーションを取る場合もあります。

4.論理的に考えるのが苦手

プログラムを作るには、問題を小さなパーツに分けて論理的に解決する能力が重要です。このスキルが不得意だと、コードの設計やデバッグに困難を感じるでしょう。

5.面倒くさがらずなんでも自力で解決する

効率的に作業をするためには、適切なタイミングで周りに助けを求めることも重要です。全てを自力で解決しようとすると、時間がかかり過ぎてしまうこともあります。

6.モノづくりに興味がない

プログラマの仕事は、基本的に新しいシステムや機能を「作る」ことです。モノづくりに興味がないとモチベーションを保つのが難しいでしょう。

7.人と話すことが苦痛

チームでの開発が多いため、他のメンバーとのコミュニケーションは必須です。人と話すことが苦手な人は、チームで働くのが難しいかもしれません。

8.学習意欲が低い

テクノロジーは日進月歩で進化します。新しい技術や言語を学ぶ意欲がないと、技術の進歩についていくのは難しいでしょう。


プログラマになるには

まずはプログラマとして開発経験を積み、やがてチームやプロジェクト全体を指揮するポジションへと上がっていくのが、一般的なIT業界内でのキャリアの積み方です。プログラマという仕事は、いわばIT業界の登竜門のようなポジションなのです。そんな背景もあり、未経験の人も歓迎しているプログラマの求人は多くあります。

ここでは、未経験からプログラマになるための具体的な方法について、紹介していきましょう。

1.入社後に研修が用意されている企業を選ぶ

新卒採用を行っている企業の多くは、働き始める前にプログラミングの基礎から教えてくれる研修を用意しています。パソコンの使い方からビジネスマナーまで、幅広いスキルを身につけられる研修もあるので、未経験からでも安心してスタートできます。充実した研修制度のある企業を探してみるのも、スムーズにプログラマとして成長する上ではいいきっかけになるはずです。

2.自分で勉強する

今の時代は自分一人でもプログラミングが学べる教材やサービスがたくさんあります。本やウェブサイト、アプリなどを使って勉強を進めることで、プログラマに必要なスキルや知識を身につけることが可能です。そしてその知識を使って資格を取得すれば、プログラマとしての実力を証明できます。

3.スクールに通う

オンラインでもリアルでも、多くのプログラミングスクールがあるので、そこで学ぶのも一つの手です。プロの先生から直接教えてもらえるので、自分で勉強するよりも早くスキルを身につけられます。また、同じ目標に向かって頑張る仲間がいることも、モチベーションにつながるでしょう。無料で学べるスクールや、就職のサポートをしてくれるスクールもあります。

プログラマになるために決まった方法はありません。自分自身の性格や知識に合った最適な方法を選ぶことが、一番の近道と言えます。

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