美容・メイク・エステ・ネイルのお仕事

ヘアスタイリストの仕事についてわかる!

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職業・業界や進路に関する質問にもお答えします。

ヘアスタイリストの仕事内容とは?

ヘアスタイリストとは、髪型やカラーを通じてお客様の「美」を追及する髪のスペシャリストです。美容師の仕事は多岐にわたっており、テレビや雑誌でみる華やかな部分もあれば、地道で根気の必要な部分もあります。

ヘアサロンの件数は年々増えてきており、お客様が美容師に求めるクオリティもどんどん高くなってきています。指名の多いヘアスタイリストになれば、「〇〇さんにおまかせします」と言われることも多く、全てを任せてもらえることもあります。自分のセンスと技術でお客様が要望する以上の髪型や髪色を提供し、お客様に感動を与える仕事、それが美容師の仕事なのです。


ヘアスタイリストと美容師との違い

美容師になるための国家資格を取得すれば、「美容師」として認定されます。では「美容師」と「ヘアスタイリスト」の違いはどこにあるのでしょうか。それは、「実務経験の年数」に差があります。

ヘアスタイリストも美容師であることには変わりありません。しかし「美容師」としてくくられる職種のなかには、ヘアスタイリストもヘアアシスタントも含まれているのです。アシスタントとして働きはじめた美容師は、経験値を積み重ねてヘアスタイリストと呼ばれる美容師になるのです。


美容師国家資格に合格するには?

ヘアスタイリストになるには、美容師養成施設を卒業したのちに、美容師国家資格を取得することが条件です。

美容師国家試験はまず実技試験がおこなわれ、その約1ヶ月後に筆記試験がおこなわれます。実技試験では「第1課題」と「第2課題」があり、カット技術やパーマをあてる際のワイディング技術、オールウェーブセッティング技術などの試験があります。どの技術も完璧にこなせるようにしてから試験にのぞみましょう。

筆記試験は50問を100分の制限時間内に回答します。美容師免許の法規や衛生管理、骨格や皮膚に関してなど幅広い専門知識が問われます。


ヘアスタイリストになるにはどうすればいい?

ヘアスタイリストになるには美容師国家資格の取得が条件です。国家試験を受けるには、美容師養成施設を卒業することが必須となっています。

試験に合格して美容師資格を取得したら、まずは美容院へ就職してアシスタントからスタートします。シャンプーをしたり片付けや準備をしたり、スタイリストの補佐として働きながら2〜3年間、スタイリストの仕事を現場で学びます。

ヘアスタイリストになりたいのであれば、アシスタントとしての期間にいかに自分自身で技術を吸収し、勉強できるかが鍵となってきます。


ヘアスタイリストのやりがい

ヘアスタイリストはセンスと技術でお客様の魅力を引き出す仕事です。カットやカラーを通じてお客様のヘアスタイルを変え、その仕上がりに喜んでもらえたときにヘアスタイリストとしてのやりがいを感じるものです。

はじめはヘアアシスタントからのスタートですが、経験を積むとともに技術に磨きがかかり、名前で読んでくれるお客様が増えてきたときにも喜びを感じるでしょう。センスに磨きがかかり、経験とともに技術が熟練してくれば、自分のヘアサロンを持つこともできます。「いずれは自分のお店を持ちたい」「信頼してもらえるヘアスタイリストになりたい」など、目標を設定しておきそれに向けてコツコツと頑張っていくことが大切です。


ヘアスタイリストの給与について

ヘアスタイリストの給与は、勤めているサロンの場所や形態にもよりますが、デビューしたての頃は19万円前後と言われています。この給与に加えて、売り上げに対する歩合給がつくという場合が多いでしょう。

スタイリストになってからも経験を積み、固定客や売り上げが増えてくるにつれ給与もアップしていきます。お客様を増やすということは決して簡単なことではありません。しかし、技術と知識を磨きヘアスタイリストとしてのレベルアップをしていけば、もらえる給与にも反映してくるのでやりがいを感じることができます。

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