美容・メイク・エステ・ネイルのお仕事

ネイリストの仕事内容 1日の流れは?

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ネイリストの仕事内容

ネイリストとは、人の爪の手入れをしたり、デザインをしたり、より爪を美しく見せる仕事。ネイリストとして働くとき、具体的には「ネイルケア」「ネイルカラー」「ネイルアート」の3つの仕事が存在しています。

ネイルケアとは、爪の長さをしっかりと整えたり表面をピカピカに磨いたりして、爪の健康的に保つ作業です。ネイリストとしてのもっとも基本的な仕事で、爪そのものが綺麗ではない場合、いくらデザインがよくても魅力的な爪にはなりません。

そのほか、ネイルカラーは爪をカラーリングしたりジェルを塗ったりする作業で、ネイルアートはシールやアクリルカラーを施して装飾する作業のことを指します。

実際にネイルをする際、まずどういう爪にしたいのがヒアリングから始めることがほとんど。会話をする中で、お客さんの求めているデザインやテイストを聞き出してデザインを提案します。自分のアイディアがしっかりと形になりやすいのは、大きなやりがいのひとつだといえますよ。
 
ちなみに最近では、新しい技術が次々に生まれているのもネイリストの大きな特徴。立体的なネイルアートを施す「3Dアート」、より豪勢なデコレーションにできる「ラインストーン」など、時代と共にトレンドも大きく変化しています。流行に敏感で、ネイルへの探究心を常に持てる人がネイリストに向いているでしょう。

ネイリストのなり方に関しては「ネイリストのなり方」ページを参照ください。


午前中の業務

実際にどういった業務をするのか気になる人もいるでしょう。午前中は開店の準備をしなければならず、慌ただしい時間を過ごすことも多いです。

実際にどういった業務をするのか気になる人もいるでしょう。午前中は開店の準備をしなければならず、慌ただしい時間を過ごすことも多いです。

働いているネイルサロンに出勤したら、まずは店内の掃除や使う用具の手入れを行います。ネイルサロンの場合、美意識の高い女性が多く来店するのが特徴。そのためお店の清潔感には、常に気を使わなければなりません。さらに来店するお客さんのカルテを出したり、施術によって必要であれば材料を補充したりもします。

それだけでなく、空間づくりに気を配ることも非常に大切なこと。アロマオイルや音楽を流すことで、居心地の良さを感じてもらえるようにします。

開店した後は、いよいよ予約しているお客さんの施術を行います。一人にかかる時間はおよそ40〜60分程度。場合によっては、飛び込みできたお客さんの施術も行います。ちなみに派手なデザインを施すようなケースだと、2時間ほどかかって午前中が終わる可能性もあるでしょう。


午後の業務

午後になっても、接客業務が中心になります。昼休憩は、お客さんの予約の状況によって変わることもしばしば。お客さんが多くて忙しい場合だと、昼休憩がほとんど取れないケースもあります。

17時前後になると、お客さんの層が変わってくるのがネイルサロンの特徴。日中だと自営業や主婦のお客さんがほとんどですが、夕方になると仕事終わりの会社員や学生が増え始めます。

19時前後になるといよいよ退勤時間に。道具の片付けをして、最後まで残るスタッフに引き継ぎ事項を伝えて業務を終えます。退勤した後は、そのまままっすぐ家に帰宅する場合もあれば、お店に残ってマネキン相手にトレーニングすることもあるでしょう。ネイル業界は新技術が次々に登場することも多く、トレーニングしながら自ら技術を習得することが大切だといえます。


ある1日のスケジュール

ネイリストになると、基本的にはネイルサロンで働くことがほとんどですが、美容院やエステに就職する人もいます。また最近では、フリーランスの人やネイルの講師をしている人も多く、仕事の幅も非常に様々。どのようなスケジュールで働いているのか、つい気になる人も多いでしょう。

ここでは、ネイルサロンで働くネイリストの1日のスケジュールについてご紹介します。

9:15 出勤 
ネイルサロン内の掃除や材料の補充、さらには当日に来店するお客さんの確認など。

10:00 開店
予約しているお客さんの施術が中心。場合によっては飛び込みで来たお客さんの対応をすることも。

12:00 お昼休憩
基本的には、自分の予約枠で空いている時間を見つけて休憩します。14時前後になることも多いです。

13:00 施術
午後も、予約しているお客さんの施術が中心に。空いた時間を使ってパンフレットを補充したり経理業務を行うケースもあります。

19:00 退勤
遅番スタッフへの引き継ぎや、明日の予約確認をします。退勤した後にお店に残ってネイルの練習をすることも。


ネイリストのよくある質問

・ネイリストになるには?
ネイリストとして仕事をするために、国家資格など必ず必要となる資格はありません。未経験で仕事を始め、技術や知識を身につけることも可能です。

・ネイリストの仕事内容とは?
ネイリストとは、人の爪の手入れをしたり、デザインをしたり、より爪を美しく見せる仕事。ネイリストとして働くとき、具体的には「ネイルケア」「ネイルカラー」「ネイルアート」の3つの仕事が存在しています。
詳しくは「ネイリストの仕事内容」ページを参照ください。

・ネイリストの給料・年収はどれくらい?
ネイリストの給料は、勤務先やスキルなどによって異なります。もっともポピュラーなネイルサロンの初任給は、15万円~20万円前後で設定されているところが多いです。
詳しくは「ネイリストの給料・年収はどれくらい」ページを参照ください。

・ネイリストに資格は必要?
ネイリストとして働くためには、特に資格や免許は不要です。しかしながら美容系専門学校の卒業やネイリストの資格を持っている方が就職には有利です。
詳しくは「ネイリストに資格は必要?」ページを参照ください。

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