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ヘアメイクアーティストの資格

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ヘアメイクアーティストになるには美容師資格が必須!

国家資格の中に、ヘアメイクアーティストという資格はありませんが、実際に仕事をする上ではお客様の髪に触れ、ヘアメイクを行うことから、美容師の免許が必要です。
美容師の資格がない場合でもヘアメイクに携わることは可能ですが、実際にお客様へのヘアメイクを行うことができず、アシスタント業に仕事の範囲が限定されてしまいます。
一人前のヘアメイクアーティストととして活躍するためには、美容師の資格を取得することが第一歩と言えます。


美容師資格を取得するには

ヘアメイクアーティストに必要な美容師の資格を取得するためには、美容師の国家試験に合格する必要があります。
この美容師試験を受験する条件の一つに、美容師養成施設を卒業していることという項目があるので、中学や高校を卒業した後に美容師養成施設に入学をして、知識や技術を学ぶのが一般的な方法と言えます。
そのほかの方法としては、働きながら通信制で受講資格を取得する方法などもありますが、時間の制約や期間の長さなどもあり、あまり一般的ではありません。


ヘアメイクアーティストに必要な美容師試験の内容を紹介

ヘアメイクアーティストに必要な美容師資格を取得するための国家試験ですが、専門学校等での授業や実習をしっかり受けていれば決して難しい試験ではありません。
試験は筆記試験と実技試験があり、それぞれ基準以上の成績で合格する必要があります。
筆記試験に関しては、学校での勉強以外に過去の試験問題などを繰り返し勉強するのが一番です。
実技試験は、カールやカットと言った技術を行い評価を受けます。普段通りの実力が出せるようであれば、比較的難しくない試験と言われていますが、大勢の前で行うことで日頃の実力が発揮できなかったり、衛生面での配慮が足りないといったことがないように、細心の注意を払いましょう。
実際の美容師国家試験の合格率は、2022年度8月の試験では60.5%、また2月の試験で88.5%となっています。
学校で学んだ知識や、技術を基に試験が受けられる2月の試験の合格率が高いことからも、しっかりと学校で勉強をしていれば合格は難しくないと言えます。


ヘアメイクアーティストとしての技術を身につけるには

ヘアメイクアーティストに必要な美容師資格を取得するためには、美容師養成施設に通うのが一般的です。学校で学びながら技術を習得し練習を積んでいけば、それだけヘアメイクアーティストとして必要な知識や技術が総合的に身につけられます。
また、実際の現場で先輩ヘアメイクアーティストのアシスタントとして働くことで、少しずつ技術と経験を身につけていくことができます。
美容師の資格取得は、ヘアメイクアーティストとして働き始める為の最低条件になります。実際に現場で活躍していくためには、先輩のアシスタントを務めながら技術を磨き、経験を積むことが大切になります。


その他ヘアメイクアーティストに関連する主な資格

ヘアメイクアーティストに必要な美容師資格以外にも、持っていることで役に立つ資格があります。
民間の資格ですが、JMAという団体が行っている「日本メイクアップ技術検定試験」や「IBF国際メイクアップアーティスト認定試験」などは、ヘアメイクアーティストの業界でも認知度が高く、自分の技量をアピールする際にも役に立つ資格と言えます。
専門学校への通学だけでなく、通信制の講座を持っている施設も多いので、比較的取得しやすい資格と言えます。

日本メイクアップ技術検定試験

日本メイクアップ技術検定協会(JMA)が年2回実施している試験です。
スキンケアやベースメイクアップなどメイクに必要な技術が習得できているかをはじめ、フルメイクアップのテクニックがあるかどうかや、モデルの悩みや要望を正しく理解して、イメージどおりのメイクに仕上げていく技術があるかどうかなどが評価されます。

IBF国際メイクアップアーティスト認定試験

国際美容連盟(IBF)が年4回実施している試験です。
試験に合格し、国際メイクアップアーティストライセンスを取得すると、基本的な知識や技術をもってメイクができるということが国際的に証明できるようになります。希望すればIBFからメイクアップアーティストとして活動するための支援が受けられます。

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