
美容師の仕事内容 1日の流れは?
三幸学園は毎週オープン キャンパスを実施中!
職業・業界や進路に関する質問にもお答えします。
美容師の仕事内容
美容師は、カットやカラーリングなどの施術をおこない、人の容姿を美しくする仕事です。おしゃれや人と接することが好きな方に向いています。また、技術が向上することで、0からデザインできる楽しさややりがいを感じて、さらにステップアップしていけるため、向上心がある方も向いているでしょう。
ヘアに関する仕事という点は同じですが、具体的な仕事内容は役職によって異なります。
スタイリスト
お客様に対するカットやカラーリング、パーマなどの施術が主な仕事です。サロンへの集客活動やアシスタントの教育・指導なども担当します。
アシスタント
まだ指名などがつかないため、スタイリストのヘルプやカットモデル探し、お客様のお出迎え・お見送り、電話対応などの雑務をこなしながら、練習に励みます。
美容師の働く場所は、サロンが一般的ですが、アシスタントからスタイリストに昇格すると活躍の場がより広がり、結婚式場やヘアメイク事務所などで活躍している美容師もいます。
午前中の業務
美容師として一人前と認められ、スタイリストとして活躍できるようになると、サロン勤務では次のような仕事をおこないます。
開店準備
掃除をしたり、施術に必要な道具類を準備したりします。
1日の流れ、予約の確認
当日の予約を確認し、スムーズに施術ができるよう流れを確認します。
施術
お客様が来店したら、希望や要望をヒアリングし、ニーズに合わせたカットやカラーリング、パーマなどの施術をおこないます。
空き時間には、アシスタントの指導や片づけ・掃除なども行います。
また、ヘアメイク事務所で働く場合は、撮影がおこなわれるスタジオへ行き、午前中は次のような仕事をこなします。
スタジオ入り、打ち合わせ
ヘアメイクなどに使う道具や衣装などを確認し、撮影のコンセプトなどを出版社の方やカメラマンなどと打ち合わせします。
モデルへのヘアメイク、撮影中の乱れを直す
モデルにヘアメイクを施し、準備ができたら撮影現場に付き添い、撮影中の髪型やメイクの乱れなどを直します。
サロン勤務もスタジオ撮影の場合もその日の状況によってお昼の時間が異なるため、落ち着いたタイミングに昼食を摂ります。
午後の業務
サロン勤務のスタイリストは、午後も同じ施術がメインです。
集客活動、カルテ記入
空き時間があれば、集客のためのDM作成や来店されたお客様のカルテを記入します。
閉店後、ミーティング、アシスタントの教育・指導
最後のお客様をお見送りすると、レジ締めや掃除、明日の準備を終わらせてから終礼をします。閉店後、自主練するアシスタントが多いため、一緒に残って指導や教育をおこなうことも多いです。
一方、スタジオ撮影では、午後も撮影現場でヘアメイクを施す仕事がメインです。
午後の撮影にあわせたヘアメイク
衣装チェンジに合わせ、撮影のコンセプトに合うヘアメイクをモデルに施し、撮影に付き添います。
撮影画像のチェック
出版社の担当やカメラマンたちと画像のチェックをします。
打ち合わせ
撮影現場終了後、衣装の返却などをアシスタントに指示し、別の打ち合わせへ向かうことも多いです。
ある1日のスケジュール
同じ美容師(スタイリスト)でも、サロン勤務とスタジオ撮影では1日の流れも大きく異なります。
サロン勤務
09:00 出勤
09:30 朝礼、開店準備、予約の確認
10:00 サロンオープン
13:00 交代でお昼休憩
18:00 施術の受付終了、空席から片づけ開始
19:00 クローズ、片づけ、レジ締め、終礼
19:30 練習会
22:00 帰宅
スタジオ撮影
09:00 スタジオ入り
09:30 打ち合わせ
10:30 モデルスタジオ入り、撮影準備
11:30 午前の撮影本番
14:00 ランチミーティング
15:00 午後の撮影本番
18:00 撮影終了・片づけ
19:00 画像チェック
20:00 終了後、別の撮影のミーティング
21:00 帰宅
どちらもハードなスケジュールですが、多くの人を笑顔にできる仕事なので、その分やりがいを感じやすいです。スタイリストとして早く活躍するためにも、まずは専門学校などで必要な知識や技術を身につけましょう。