東京で医療事務・医療秘書・診療情報管理士を目指せる専門学校|資格・実習・就職先を解説
進学情報

東京で医療事務・医療秘書・診療情報管理士を目指せる専門学校|資格・実習・就職先を解説

医療事務・医療秘書・診療情報管理士は、どれも病院を支える事務系の仕事です。東京には、入学後に3つの仕事の基礎をまとめて学び、自分に合う道を選べる専門学校があります。この記事では、仕事の違いから学校で学ぶ内容、資格、就職先までを順番に解説します。

【目次】

この記事でわかること

  • 医療事務・医療秘書・診療情報管理士の仕事の違いと、それぞれのなり方
  • 東京の専門学校で学ぶ内容・病院実習・取得できる資格と取得率
  • 学費の負担を抑える制度
  • 就職率・就職実績と、在校生・卒業生の声

医療事務・医療秘書・診療情報管理士の仕事の違い

3つとも病院の事務を担う仕事ですが、医療事務は受付・会計、医療秘書は医師のサポート、診療情報管理士はカルテやデータの管理が中心です。

医療事務:受付・会計・レセプトを担う「病院の顔」

医療事務は、来院した患者さまの受付、保険証の確認、診察後の会計、診療報酬の請求(レセプト業務)などを担当します。受付に立つことが多いため「病院の顔」とも呼ばれる仕事です。保険診療を行う医療機関では、毎月月初めの10日ほどの間にレセプト業務を集中して行うのが一般的です。働く場所は大学病院・総合病院からクリニックまで、医療機関全般に広がっています。

医療秘書:医師や病棟の業務を支えるサポート役

医療秘書は、医師のスケジュール管理、来客・電話対応、書類作成などを担い、医師が診療に集中できる環境を整える仕事です。病院長秘書や医局秘書のほか、大学病院では外来クラークや医師事務作業補助者として、書類作成や外来の案内を担当する働き方もあります。医学の基礎知識に加えて、敬語や電話応対といった接遇力が求められます。

診療情報管理士:カルテと診療データを管理・分析する専門職

診療情報管理士は、病院に保存されているカルテや診療データを正確に管理し、分析する専門職です。がん登録や病院の施設基準の管理など、医療の質を支えるデータづくりにも関わります。電子カルテの普及とともに、医療とITの両方がわかる人材として求められています。

職種主な仕事代表的な資格本校のコース
医療事務受付・会計・レセプト業務医療事務検定、医事コンピュータ技能検定医療秘書・医師事務コース
医療秘書医師のスケジュール管理・書類作成・外来クラーク医療秘書技能検定、秘書技能検定医療秘書・医師事務コース
診療情報管理士カルテ・診療データの管理と分析、がん登録診療情報管理士(日本病院会認定)診療情報管理士コース

医療事務・医療秘書・診療情報管理士になるには

医療事務と医療秘書に必須資格はありませんが、診療情報管理士は日本病院会の認定校で学ぶことで受験できる資格です。

医療事務・医療秘書は民間資格で専門知識を証明する

医療事務と医療秘書は、法律で定められた必須資格がない仕事です。ただし、実務では診療報酬制度の知識やカルテの読み方が欠かせないため、在学中に資格を取得してから就職する人が多くいます。たとえば医療事務検定はカルテを正確に読み取る力やレセプト作成の力を証明する資格で、就職後の待遇面で有利になるとされています。医療秘書技能検定は、大学病院などへの就職を希望するならぜひ取得しておきたい資格の一つと紹介されています。

診療情報管理士は認定校への進学が近道

診療情報管理士は日本病院会が認定する資格で、養成校として認められた学校では在学中に受験できます。診療情報の専門知識や統計のノウハウが問われる難関資格で、全国一般受験者の平均取得率は62.9%とされています。

医療事務になるためには資格が必要?求められる適正・能力とは?(みらいのトビラ)

東京で医療事務・医療秘書を目指せる専門学校

東京医療秘書歯科衛生&IT専門学校の医療事務&くすり総合科では、入学後に基礎を学んでから1年後期にコースを選べます。

東京医療秘書歯科衛生&IT専門学校

学べる学科・コース

2年制の学科で、診療情報管理士コースのみ2年コースに研究科1年を加えた3年間で学びます。

1年前期の共通授業で医療・薬業に関する基礎をトータルに学び、1年後期から自分の適性を見て「医療秘書・医師事務コース」「診療情報管理士コース」「くすりアドバイザーコース」から選択します。

1年次には、医療事務・医薬品登録販売者・診療情報管理士など職業の違いを学んでコース選択に役立てる「業界総合演習」という授業もあります。

医療秘書・医師事務コースでは、2年次に医療秘書専攻・小児看護専攻・美容医療専攻から好きな分野を選べます。医療秘書専攻では病院長秘書や医局秘書、医師事務作業補助者、小児看護専攻では小児クラークや小児クリニック受付などが目指せる職種として挙げられています。診療情報管理士コースでは、ITパスポート(国家資格)などIT関連の資格も目指せます。

実習

医療秘書・医師事務コースでは、1年次に約1週間、2年次に約2週間、計約3週間の病院実習を行います。実習の受け入れ先は各地域に豊富にあり、実習が就職につながることもあります。コース選択の前にも、希望者は病院やクリニック、ドラッグストアなど実際の現場で実習でき、学科全体で最大3回の現場実習(選択制)が用意されています。

取得できる資格

医療事務&くすり総合科では最大17種類、医療秘書・医師事務コースでは最大15種類の資格取得が可能です。医療秘書・医師事務コースの取得可能な資格には、医療事務検定1〜2級、医療秘書技能検定準1〜3級、医事コンピュータ技能検定2〜3級、電子カルテ実技検定、医師事務32時間基礎講習修了、秘書技能検定2〜3級、サービス接遇実務検定準1〜3級などがあります。主な資格の取得率は次のとおりです。

資格取得率(2024年度生・2025年度生実績)
診療情報管理士本校90.9%(全国一般受験者平均62.9%)
医療事務検定1級三幸学園全体80.7%
医薬品登録販売者(国家資格)本校80.0%

資格対策の柱が「検定ウィーク」です。検定前は時間割が検定対策用の科目中心に変わり、検定対策の授業が通常の8コマから13コマに増えます。ほとんどの検定試験を学校内で受験できるため、リラックスして実力を発揮しやすい環境です。取得できなかった資格を卒業後も目指せるようバックアップする「合格保証制度」もあります。

入試

入学方法はAO入学(総合型選抜)・高校推薦入学・一般入学の3つで、いずれの方法からも特待生試験にチャレンジできます。オープンキャンパスに参加するとAOエントリー資格を得られます。学費の金額や入試日程は、別冊の「入試方法・学費ガイド」で確認してください。

就職実績

2025年3月卒業生の就職率は100%(就職決定者102名/就職希望者102名)で、8年連続の就職率100%です。医療秘書・医師事務コース単独でも、就職決定率は100%(就職決定者46名/就職希望者46名)です。三幸学園医療校の過去5年の就職者数では、慶應義塾大学病院41人、順天堂大学医学部附属順天堂医院26人、東京慈恵会医科大学附属病院23人、国立がん研究センター21人、聖路加国際病院16人、東京大学医学部附属病院5人という実績が紹介されています。

コース就職先の内訳
医療秘書・医師事務コースクリニック45%/総合・一般病院33%/大学病院20%/調剤薬局2%
診療情報管理士コース総合・一般病院50%/大学病院17%/調剤薬局17%/その他16%
くすりアドバイザーコースドラッグストア80%/調剤薬局20%

就職活動は、クラス担任とエリア担当の2人の教員が1人の学生を支える「Wフォローアップ」でサポートされます。クラス担任は履歴書や自己PRの書き方、面接練習まで就職活動全般を、エリア担当は希望する地域の求人情報や志望先の状況を把握して支えます。

アクセス

所在地:東京都文京区本郷3-23-16

最寄り駅からのアクセス:都営大江戸線「本郷三丁目」駅5番出口から徒歩6分、東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目」駅2番出口から徒歩9分、東京メトロ千代田線「湯島」駅3番出口から徒歩9分、JR中央線「御茶ノ水」駅お茶の水橋口から徒歩13分です。

在校生・卒業生の声からわかる学校生活

在校生は復習の習慣を身につけながら大学病院を目指し、卒業生は大学病院や総合病院で学んだ知識を活かしています。

在校生:大学病院の受付を目標に、毎日の復習を習慣に

医療秘書・医師事務コースの在校生は、オープンキャンパスで学校全体のポジティブな雰囲気を感じて入学を決めたと語っています。今は授業でわからないことを先生や友だちにすぐ確認し、放課後に復習することが日課になっており、将来は大学病院の受付として患者さまの不安を受け止められる存在になることが目標だそうです。

卒業生:大学病院の外来クラークや診療情報管理士として活躍

慶應義塾大学病院で外来クラークとして働く卒業生は、入職直後から学校で学んだ敬語や電話対応が役立ったと話しています。東京大学医学部附属病院で医師事務作業補助者として書類作成を担う卒業生は、授業で医学知識を学んだおかげでカルテの内容を理解できていると語っています。がん研有明病院で診療情報管理士としてがん登録や文書管理に携わる卒業生もいます。

学費と学費サポート制度

特待生制度は返還義務のない学費免除制度で、奨学金を使った分割払いの制度もあります。金額は学科により異なるため、別冊の学費ガイドで確認しましょう。

特待生制度:返還義務のない学費免除

特待生試験を受験して特待生として入学が決まると、特待生の種類(SS・S・A・B・C)に応じて学費が免除されます。返還の義務はなく(退学者を除く)、進級時に免除額の再審査があります。パンフレットには3年制学科の場合の免除額(SS特待生150万円〜C特待生15万円)が掲載されており、2年制の医療事務&くすり総合科の免除額は「入試方法・学費ガイド」で確認が必要です。

入学時の負担を抑える分割払いと給付奨学金

「三幸学園初期費用軽減&学費分割制度」では、日本学生支援機構奨学金(10万円以上)の採用候補者や申請中・申請予定の人を対象に、入学手続き時は入学金のみ、3月末までに教材実習費などを納め、残りの授業料と施設設備費を在学中に毎月10万円ずつ分割で支払えます。給付奨学金と授業料等減免制度を利用した「三幸学園給付奨学金&学費納入制度」もあり、2025年入学者では日本学生支援機構奨学金利用者の68.3%がこうした独自制度を利用しています。

東京で学ぶメリット

大学病院が集まる東京で、3つの仕事を比べて選びながら、実習と就職先の選択肢を広げられることが大きなメリットです。

メリット1:都内の大学病院への就職実績が豊富

パンフレットの主な就職実績一覧(東京都)には、東京大学医学部附属病院、慶應義塾大学病院、順天堂大学医学部附属順天堂医院、東京慈恵会医科大学附属病院、東京科学大学病院、日本医科大学付属病院、東京女子医科大学病院、聖路加国際病院、がん研究会有明病院など、都内の大学病院・総合病院が数多く並んでいます。クリニックから大学病院まで、働き方を比べながら就職先を選べます。

メリット2:3つの仕事を比べてから進路を決められる

「医療事務と医療秘書のどちらが向いているかわからない」という人でも、1年前期の共通授業と業界総合演習で両方の基礎に触れてからコースを選べます。診療情報管理士のような難関資格への挑戦を入学後に決められるのも心強いポイントです。

メリット3:卒業後も全国で続くサポート

三幸学園グループは全国12都市に姉妹校があり、卒業後に結婚や引っ越しがあっても全国どこでも求人紹介を受けられる体制があります。地元での就職が決まった学生には、就職活動で使った交通費(最大往復3回分)を学校が支援する制度もあります。

パンフレットでさらに詳しくわかること

ここまで、パンフレット情報をもとに詳しく解説してきましたが、実際に学校から取り寄せる学校パンフレットにはこれ以外にも豊富な情報が盛り込まれています。

例えば、

  • 1年前期、1年後期の時間割や学習内容
  • 2年次の時間割例と授業内容
  • 各コースの在学生のインタビューコンテンツや推しイベント
  • 病院実習の1日の流れ・タイムスケジュール
  • 実習体験QA
  • 3コース・3専攻の選び方と学びの違い
  • 検定ウィークの仕組みと資格取得実績・データ集
  • 就職先実績名
  • 学科ごとの学費と特待生制度の免除額
  • 先輩たちからの一言

まだまだ書ききれないほどのパンフレットでしか知ることができない情報が盛りだくさん。

進路選びは人生の重要なポイント!絶対にパンフレットをみてたくさんの情報を得て自分らしい進路選びを実現してください!

ーーーいますぐ以下からパンフレットを請求しましょう! ーーー

まとめ

  • 医療事務・医療秘書は必須資格なし、診療情報管理士は認定校で在学中に受験できる
  • 医療事務&くすり総合科は1年前期に基礎を学び、1年後期に3コースから選べる
  • 診療情報管理士の本校取得率は90.9%(全国一般受験者平均62.9%)
  • 就職率は8年連続100%で、都内の大学病院への就職実績も豊富

3つの仕事は似ているようで、毎日の働き方は大きく違います。どれが自分に合うか迷っている人こそ、まずは資料請求で3コースの違いを見比べ、オープンキャンパスで授業の雰囲気を確かめてみてください。

よくある質問

Q. 医療事務と医療秘書はどちらを選べばいいですか?

A. 受付や会計など患者さまと接する仕事が中心なら医療事務、医師のサポートや書類作成に関わりたいなら医療秘書が向いています。本校では1年前期に両方の基礎を学んでから選べます。

Q. 診療情報管理士は何年で目指せますか?

A. 本校の診療情報管理士コースは、2年コースに研究科1年を加えた3年間で資格取得を目指します。本校の取得率は90.9%です。

Q. 学費の負担を抑える制度はありますか?

A. 返還義務のない特待生制度や、奨学金を使って入学時の負担を入学金のみに抑える分割払いの制度があります。学科ごとの金額は入試方法・学費ガイドで確認してください。

Q. どんな病院に就職していますか?

A. 東京大学医学部附属病院、慶應義塾大学病院、聖路加国際病院などの大学病院・総合病院のほか、クリニックや調剤薬局にも就職しています。

Q. 授業は毎日ありますか?

A. パンフレットの時間割例では授業は週4日で、自宅でも学校でも授業を受けられるハイフレックス制度も導入されています。アルバイトやプライベートと両立しやすい仕組みです。

Q. 地方からでも進学できますか?

A. 学校が運営する寮はありませんが、株式会社共立メンテナンスが運営する提携学生寮を紹介しています。遠方から学校のイベントに参加する際には食事付きの体験入寮ができ、保護者や友だちと一緒でも利用できます(希望日の10日前までに申し込みが必要です)。


関連記事