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専門学校の学費はどのくらい?いつ支払うの?分野ごとの平均額も紹介!

 専門学校への進学を考えている皆さん、学費についてはもう確認しましたか?確認はしたけど、他の専門学校と比べて高いのか安いのかわからない…いつまでに支払はなくてはいけないのだろう…など、疑問も多いのではないでしょうか。この記事では、そんな専門学校の学費について、平均額や支払い時期について詳しく解説します。

▸専門学校の学費はどのくらい?分野ごとの平均額も紹介します!

 専門学校に進学する場合、年間でどのくらいの学費がかかるのでしょうか。東京都専修学校各種学校協会による「令和3年度 学生・生徒納付金調査」によると、専門学校(専門課程・昼間部)の初年度納入額の平均額は、以下の通りでした。

■専門学校(専門課程・昼間部)の初年度納入金平均額

・入学金 18.3万円

・授業料 69.5万円

・実習費 12.4万円

・設備費 20.3万円

・その他 7.2万円

合計  127.6万円

※出典:東京都専修学校各種学校協会「令和2年度 学生・生徒納付金調査」金額表示は千円以下四捨五入。

 上記の資料によると、初年度納付金の平均額は約127万6千円ということでした。これは初年度=1年目にかかる学費のため、例えば2年制課程の専門学校の場合、2年目はここから「入学金」を抜いた費用がかかる場合が多いです。上の例だと、2年目にかかる学費は、(合計)127.6万円-(入学金)18.3万円=約109.3万円ということになりますが、詳しい金額は学校により異なる場合がありますので、各学校の学費を必ずご確認ください。

 

 専門学校の学費は、その専門学校の分野(学ぶ内容)によって大きく変わります。その理由は、分野によって実習授業の時間数や施設・設備の内容が異なり、それに伴い必要な費用も変わってくるからです。

 以下に、専門学校の一部の分野ごとの初年度納入額の平均額を紹介します。(※2023年2月時点)

■【医療秘書・医療管理事務 分野】専門学校(専門課程・昼間部)の初年度納入金平均額

・入学金 11.6万円

・授業料 70.8万円

・実習費 4.9万円

・設備費 16.9万円

・その他 5.3万円

合計  109.5万円

■【スポーツ 分野】専門学校(専門課程・昼間部)の初年度納入金平均額

・入学金 15.3万円

・授業料 71.0万円

・実習費 7.5万円

・設備費 19.6万円

・その他 11.6万円

合計  124.9万円

■【理容・美容 分野】専門学校(専門課程・昼間部)の初年度納入金平均額

・入学金 12.0万円

・授業料 53.6万円

・実習費 23.0万円

・設備費 19.9万円

・その他 25.0万円

合計  133.5万円

■【保育・教育 分野】専門学校(専門課程・昼間部)の初年度納入金平均額

・入学金 18.4万円

・授業料 69.5万円

・実習費 5.7万円

・設備費 15.8万円

・その他 5.5万円

合計  114.9万円

■【旅行・ホテル・観光 分野】専門学校(専門課程・昼間部)の初年度納入金平均額

・入学金 13.0万円

・授業料 82.2万円

・実習費 6.6万円

・設備費 18.3万円

・その他 5.3万円

合計  125.4万円

■【情報処理・IT 分野】専門学校(専門課程・昼間部)の初年度納入金平均額

・入学金 17.8万円

・授業料 61.1万円

・実習費 14.1万円

・設備費 25.9万円

・その他 4.3万円

合計  123.2万円

■【看護 分野】専門学校(専門課程・昼間部)の初年度納入金平均額

・入学金 18.1万円

・授業料 70.0万円

・実習費 5.5万円

・設備費 15.5万円

・その他 5.2万円

合計  114.4万円

■【栄養・調理 分野】専門学校(専門課程・昼間部)の初年度納入金平均額

・入学金 18.8万円

・授業料 60.8万円

・実習費 33.2万円

・設備費 22.0万円

・その他 9.0万円

合計  143.9万円

■【製菓 分野】専門学校(専門課程・昼間部)の初年度納入金平均額

・入学金 20.8万円

・授業料 66.5万円

・実習費 49.9万円

・設備費 23.0万円

・その他 13.8万円

合計  174.0万円

■【簿記・ビジネス・IT 分野】専門学校(専門課程・昼間部)の初年度納入金平均額

・入学金 16.4万円

・授業料 63.5万円

・実習費 7.1万円

・設備費 14.4万円

・その他 3.5万円

合計  104.9万円

※出典:東京都専修学校各種学校協会「令和2年度 学生・生徒納付金調査」金額表示は千円以下四捨五入。

 ここでは、専門学校の分野ごとの平均学費を紹介しましたが、専門学校が設置されている地域によっても学費の平均額は異なります。上の学費はあくまでも、東京都の専門学校の調査内容ですので、これを参考にしつつ、皆さんが通うことを検討している地域の専門学校の学費も必ずチェックしておくようにしましょう。


▸専門学校の学費はいつ支払うの?入学前に準備しておくべき学費ってどのくらい?

 専門学校の学費のおおまかな金額はわかりましたね。それでは、その学費をいつ支払うのかは知っていますか?入学が決まった後、いつまでに、いくらお金を準備しておかなければいけないのかは、入学が決まってから焦ることがないように、しっかりと確認しておけると良いですね。

 ここでは、学費を支払うタイミングについて、全国に60以上の専門学校を持つ三幸学園の専門学校を例に、主な支払いパターンを紹介します。(※2023年2月時点)

パターン①

入学前(合格発表後3週間以内)に1年分の学費を支払う一括払い

三幸学園の専門学校では、入試後、合格通知が案内されてから3週間以内に学費を支払う必要があります。入学前に年間学費の支払いを済ませてしまいたい人は、このタイミングで入学金+1年分の学費の全額納入を行います。(教材実習費及びその他諸費用は別途、入学前の3月までに納入していただきます。)

※学校により支払い期日が異なります。詳細は学校にお問い合わせください。

パターン②

入学前(合格発表後3週間以内)に半期分の学費を支払う2分割払い

年間学費を一括ではなく2回に分けて納入したい人は、2分割払いも可能です。合格通知が案内されてから3週間以内に入学金と前期分の学費を支払い、残りの後期分の学費は7月下旬までに支払うことになります。(教材実習費及びその他諸費用は別途、入学前の3月までに納入していただきます。)

※学校により支払い期日が異なります。詳細は学校にお問い合わせください。

パターン③

入学前の準備費用を軽減し、入学後に貸与奨学金を利用して毎月分割払い

三幸学園オリジナルサポートとして、入学前に準備する費用をなるべく減らしたい人向けの奨学金を利用した毎月分割払い制度もあります。

まず、合格通知が案内されてから3週間以内に支払うのは入学金のみ。その後、入学前の3月までに教材実習費及びその他諸費用を支払っていただき、残りの学費は入学後に貸与奨学金を利用しながら毎月分割払いすることができます。

※学校により支払い期日が異なります。詳細は学校にお問い合わせください。

 三幸学園の専門学校の学費の支払いのタイミングや、主な支払いパターンを紹介しました。まず、学費支払いのタイミングとしては、三幸学園では合格発表後3週間以内となっていますが、これは専門学校により異なります。合格発表後、1週間以内や2週間以内に支払いが必要な学校もありますので、受験する学校がいつまでに学費を支払わなくてはいけないのか、事前にきちんと確認しておきましょう。

 また、支払いパターンとしても、ここでは一括払い、2分割払い、毎月分割払いを紹介しましたが、三幸学園ではこの他にも、給付奨学金を利用して入学後に学費を支払うことができる制度もあります。学費の支払い方については、専門学校ごとにさまざまな制度が用意されていますので、入学前に一括納入ができるか心配な人は特に、受験する専門学校の学費支払い制度について、きちんと確認をしておくことをおすすめします。

 学費についてわからないことや不安がある人は、学校のホームページやパンフレットを確認するのはもちろん、オープンキャンパスに参加して詳しく聞いてみると良いですよ。三幸学園のオープンキャンパスでも、学費についての相談があれば、個別にじっくりご相談に応じます。皆さんが学費への不安を少しでも減らして進路活動を進められるよう応援しています!

他にも不安なことや相談したいことがあれば、

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