ウェディングプランナーになるために資格は必要?
ウェディングプランナーになるには、特別な資格は必要ありませんが、スキルを証明するための検定や、業務に役立つ資格は多数あります。結婚式を挙げる2人の要望をくみ取り、思い出に残るブライダルを演出できるウェディングプランナーになるためには、スキルアップのための学びが欠かせません。
この記事では、ウェディングプランナーが取得しておきたい資格や、効果的な勉強方法を紹介します。

ウェディングプランナーを目指すうえでおすすめの資格一覧
ウェディングプランナーに必要なスキルを身に付けていることの証しとなる資格は多数あります。なかでもおすすめの資格を、以下の一覧表にまとめました。
| 資格名 | 特徴 |
|---|---|
| ブライダルコーディネート技能検定 | 顧客のニーズに合わせたプランニング能力の証明となる国家検定 |
| ブライダルプランナー検定 | ウェディングプランナーの実務と、欧米式の結婚式に関する知識を深められる検定 |
| ウェディングプランナー | ブライダルに関する基礎知識を身に付けていることの証明となる資格 |
| ウェディングプランナー検定 1級・2級 | 1級は実務に即した高度なプランニング力・接客力、2級はブライダルの基礎知識を証明する検定 |
| アソシエイトブライダルコーディネーター(ASS)認定制度 | ブライダル業界に就職するために必要な基礎知識に関する認定制度 |
| アシスタントウェディングプランナー(AWP)検定 | 学生やブライダル業界への就職・転職を目指す人を対象とした検定 |
| ウェディングサービス検定 | 挙式・披露宴での接客サービスの基礎知識や所作を評価する検定 |
| ブライダルフラワーコーディネーター(BFCA)検定 | ブライダルフラワーに関する基礎知識や実務能力があることを証明する検定試験 |
| レストランサービス技能検定 | 料飲サービスの技能を評価する国家検定 |
| サービス接遇検定 | 接客マナーや言葉遣い・振る舞いを評価する検定 |
| 日本ウェディングスタイリスト協会(JWSA)認定資格 | 衣装・美容・写真など婚礼の演出全般の知識にかかわる資格 |
| 色彩技能パーソナルカラー検定® | 似合う色(パーソナルカラー)の理論や技能に関する検定 |
| コミュニケーション検定 | ビジネスシーンを想定した話し方や聞き方などの対人スキルを評価する検定 |
次からは表に挙げた資格について、1つずつ解説します。ぜひ参考にしてみてください。
ウェディングプランナーとしてのスキル向上につながる資格6選
ウェディングプランナーとしての能力を証明するための資格・検定はいくつかあり、難易度もそれぞれ異なります。自分に合ったものにチャレンジしてみるとよいでしょう。
- ブライダルコーディネート技能検定
- ブライダルプランナー検定
- ウェディングプランナー
- ウェディングプランナー検定 1級・2級
- アソシエイトブライダルコーディネーター(ASS)認定制度
- アシスタントウェディングプランナー(AWP)検定
ここでは、6つの資格・検定についてわかりやすく解説します。

ブライダルコーディネート技能検定
厚生労働省より指定試験機関として指定された、公益社団法人日本ブライダル文化振興協会が実施する国家検定です。新郎新婦の希望に沿った結婚式や、披露宴の企画・運営を総合的にコーディネートする能力を評価します。1級~3級があり、受験は実務経験に応じるほか、下級の試験に合格していることが必要です。
ブライダルコーディネート技能検定の2024年度の合格率は、1級46.3%、2級20.0%、3級67.0%です(※1)。
| 資格名 | ブライダルコーディネート技能検定 |
| 主催団体 | 公益社団法人日本ブライダル文化振興協会 |
| 合格基準 | 満点の70%以上(※2) |
ブライダルプランナー検定
世界最大規模のブライダル団体「全米ブライダルコンサルタント協会(ABC協会・Association of Bridal Consultants)」が認定する検定です。挙式や披露宴の基礎知識から、企画・演出・接客まで幅広く学べるほか、日本だけではなく欧米式の結婚式の知識も深められます。
1級と2級があり、1級合格者は「アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格」を申請可能です。ABP資格取得者は、ABC協会からさまざまなサポートが受けられる仕組みとなっています。
ブライダルプランナー検定の2024年度の合格率は、1級85.3%、2級89.4%です(※3)。
| 資格名 | ブライダルプランナー検定 |
| 主催団体 | 全米ブライダルコンサルタント協会(ABC協会) |
| 合格基準 | 原則として正答率7割以上(ただし、問題の難易度等により合格ラインは毎回変動)(※4) |
ウェディングプランナー
演出提案や当日の運営サポート、コミュニケーション能力など、ブライダルに関する知識や能力を評価します。指定のカリキュラムを終えなければ受験できませんが、通信講座を通じて在宅でも学べる点が魅力です。
| 資格名 | ウェディングプランナー |
| 主催団体 | 一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP) |
| 合格基準 | 得点率70%以上(※5) |

ウェディングプランナー検定 1級・2級
「IWPAウェディングプランナー日本資格」から移行した検定試験です。ブライダルに関する基礎的な知識を問う2級と、実務に即した能力を有しているかを問う1級があります。現場の実務を重視した内容となっていますが、18歳以上であれば誰でも受験可能です。
| 資格名 | ウェディングプランナー検定 1級・2級 |
| 主催団体 | 内閣府認可一般財団法人職業技能振興会 |
| 合格基準 | 【1級】正答率75%以上(※6)【2級】正答率70%以上(※7) |
アソシエイトブライダルコーディネーター(ASS)認定制度
「アシスタント・ブライダルコーディネーター検定」が終了し、その代わりとしてできた検定で、ブライダル業界で働きたいと考えている学生が、業界の基礎知識を学ぶことを目的としています。
受験資格は、公益社団法人日本ブライダル文化振興協会(BIA)の会員校で学ぶ学生と、BIA指定校が実施する人材育成事業の受講者です。
| 資格名 | アソシエイトブライダルコーディネーター(ASS)認定制度 |
| 主催団体 | 公益社団法人日本ブライダル文化振興協会 |
| 合格基準 | 試験内容により異なる A:四肢択一式50問および論文試験の場合:筆記試験50点、論文試験50点とし、合計得点70%以上 B:四肢択一式100問:筆記試験70点以上(※8) |
アシスタントウェディングプランナー(AWP)検定
専門学校や大学、短期大学などの1年次終了予定の学生や、ブライダル業界に就職・転職を目指す人向けの検定です。厚生労働省が認定する「求職者支援訓練検定資格」にも採用されています。
| 資格名 | アシスタントウェディングプランナー(AWP)検定 |
| 主催団体 | 日本ウェディングプランナーネットワーク協会 |
| 合格基準 | 70点以上(※9) |
ウェディングプランナーの実務に生かせる資格7選
結婚式を総合的にプロデュースするウェディングプランナーには、さまざまなスキルが必要です。ウェディングプランナーの実務に役立つ代表的な資格・検定としては、以下の7つが挙げられます。
- ウェディングサービス検定
- ブライダルフラワーコーディネーター(BFCA)検定
- レストランサービス技能検定
- サービス接遇検定(公益財団法人実務技能検定協会)
- 日本ウェディングスタイリスト協会(JWSA)認定資格
- 色彩技能パーソナルカラー検定®
- コミュニケーション検定
それぞれどのような検定・資格なのか、詳しく見ていきましょう。

ウェディングサービス検定
披露宴のサービスにかかわる知識を、総合的に身に付けたことの証明となる検定です。筆記試験のほか実技試験もあるため、知識だけではなく実務にも役立ちます。
| 資格名 | ウェディングサービス検定 |
| 主催団体 | NPO法人日本ホテルレストラン経営研究所 |
| メリット | 披露宴での接客・マナーが身に付き、実務に生かせる |
ブライダルフラワーコーディネーター(BFCA)検定
結婚式を華やかにする「花」に関する技術や知識を確認するための検定です。ウェディングプランナーが直接ブライダルフラワーを手がけることはありませんが、結婚式の全様を把握しておく必要があるため、知識を身に付けておくと役立つでしょう。1級~3級があり、1級と2級は実技試験があります。
| 資格名 | ブライダルフラワーコーディネーター(BFCA)検定 |
| 主催団体 | 一般社団法人ブライダルフラワーコーディネーター協議会 |
| メリット | 結婚式のプランニングに生かせる |
レストランサービス技能検定
料飲サービスのスキルを証明する国家検定です。1級~3級があり、合格するとそれぞれ「1級レストランサービス技能士」「2級レストランサービス技能士」「3級レストランサービス技能士」と称することが認められます。
| 資格名 | レストランサービス技能検定 |
| 主催団体 | 一般社団法人日本ホテル・レストランサービス技能協会 |
| メリット | 披露宴での食に関する安全性の確保やおもてなしに生かせる |

サービス接遇検定
サービス業務における言葉遣いや態度、振る舞いなどを総合的に評価する検定です。1級~3級、準1級があり、1級と準1級は面接があります(準1級は面接のみ)。結婚式での新郎新婦やゲストへの対応のみではなく、ビジネスマナーを身に付けることにも役立ちます。
| 資格名 | サービス接遇検定 |
| 主催団体 | 公益財団法人実務技能検定協会 |
| メリット | 新郎新婦・ゲストの満足度につながる |
日本ウェディングスタイリスト協会(JWSA)認定資格
衣装や美容、写真、空間コーディネートにかかわる人材の育成・サポートを目的とする「日本ウェディングスタイリスト協会」の認定資格は、ベーシックからエキスパートまで5段階あります。資格を取得するための学びを通して、新郎新婦の希望により近いプランを提案できる可能性が高まるでしょう。
| 資格名 | 日本ウェディングスタイリスト協会(JWSA)認定資格 |
| 主催団体 | 日本ウェディングスタイリスト協会 |
| メリット | 衣装・美容・演出の知識が深まり、プラン提案の幅が広がる |
色彩技能パーソナルカラー検定®
「似合う色」を提案するための色に関する知識や、色を見分ける技能を身に付けられる検定です。似合う色を見極められるようになることで、新郎新婦をより華やかに演出できるでしょう。
| 資格名 | 色彩技能パーソナルカラー検定® |
| 主催団体 | NPO法人日本パーソナルカラー協会 |
| メリット | 新郎新婦に似合う色を提案でき、衣装・ブーケ選びの満足度を高められる |
コミュニケーション検定
検定にチャレンジすることで、基本の「話す」「聞く」から、業務に役立つ対人スキルまでが習得できるうえ、客観的に評価しにくいコミュニケーション能力の証明となる検定でもあります。初級と上級があり、上級では面接も実施されます。
| 資格名 | コミュニケーション検定 |
| 主催団体 | コミュニケーション能力認定委員会 |
| メリット | お客さまやスタッフとの円滑なやり取りができ、信頼関係を築きやすくなる |
ブライダル関連の資格取得の方法
ウェディングプランナーをはじめ、ブライダル関連の専門職として活躍するためには、知識とスキルの証明となる資格取得がポイントとなります。資格取得のための方法として、主に以下の3つがあります。
- 独学する
- 通信講座を利用する
- 専門学校に通う
なお、効率よく資格を取得したいなら、独学や通信講座よりも専門学校がおすすめです。専門学校では、資格取得に対するサポートが手厚く、自主的な学習が苦手な方でも取り組みやすい体制を整えています。
さらに資格のみならず、働くうえで必要になるスキルを効率的に習得できるため、ブライダル業界への就職を目指すのにおすすめの方法といえるでしょう。
【資料請求のお問い合わせ】
独学する
独学は、費用を抑えてマイペースに学びたい方に向いています。具体的には市販のテキストや問題集を使い、自身でブライダルの基礎知識やマナー、プランニングスキルを習得します。ただし、実践的なスキルを学ぶ機会がない点には注意が必要であるほか、合格を目指すには計画的な学習スケジュールが欠かせません。
通信講座を利用する
通信講座は、自宅で学びながら資格取得を目指せる学習方法です。社会人や子育て中など、学校に通う時間を作ることは難しいものの、効率よく勉強したい方におすすめの方法といえます。質問サポートや添削指導がある講座を選ぶことで、独学よりも理解が深まりやすいでしょう。とはいえ、独学と同様に実践スキルを身に付けにくい点は理解しておく必要があります。
専門学校に通う
ウェディングプランナーを目指せる専門学校に通えば、資格取得のための勉強を効率よく進められるでしょう。なかには、資格取得をカリキュラムに組み込んでいる学校もあります。また、模擬挙式や接客実習を通して実務に必要なスキルを身に付けられるため、実技試験のある検定にも有利でしょう。
三幸学園の魅力は、資格取得をバックアップするシステムがあり、実務に役立つさまざまな資格の取得が目指せることです。たとえば「ブライダルコーディネート技能検定」や「ABC協会認定ブライダルプランナー検定」「レストランサービス技能検定 3級」などにチャレンジできます。資格試験前の授業は、検定対策の内容に切り替わり、集中的に試験勉強を行えます。
【三幸学園で取得できる資格】ウェディングプランナーに関するよくある質問
ここでは、ウェディングプランナーを目指す方から寄せられる疑問にお答えします。資格取得の難易度や給料の目安など、進路選びの参考にしてください。

資格を取るのは難しい?
ウェディングプランナーに関する資格はブライダルの専門知識や技能を問われるため、簡単とはいえないでしょう。効率的に勉強して試験に臨むことが必要です。そうはいっても、過度に心配することはありません。しっかり取り組んで合格を目指しましょう。
三幸学園では、資格試験前に集中して学べる環境が整っています。自主的な学習のサポート体制や、計画的なレベルチェック、個別指導も実施しているため、効率的に合格を目指せるでしょう。
【資格取得サポートシステムについてはこちら】1か月の給料はどのくらい?
厚生労働省の統計によると、月額22万円〜24万円程度(残業手当や休日出勤手当などを含まない)が多くなっています(※10)。また、経験0年(初任時)の月額は22.98万円、5年〜9年で26.11万円、15年以上で32.45万円というデータもあります(※10)。つまり、ウェディングプランナーは経験を積むことで収入アップが期待できる職業といえるでしょう。
ブライダル業界を目指すならどの資格がおすすめ?
ブライダル関連の資格は多数ありますが、ウェディングプランナーになりたいなら「ブライダルコーディネート技能検定」の合格を目指してみてはいかがでしょうか。国家検定であるうえ、3級なら学生でも受験可能です。3級に合格すれば、さらに上の級を目指せます。知識や技術の客観的な証明としても信頼性が高く、就職活動でも有利に働くでしょう。
三幸学園では、在学中から受験を目指せるカリキュラムが整っており、現場で生かせる実践力を身に付けながら資格取得を目指せます。全国11都市にある各校では、オープンキャンパスや個別相談会を行っています。ぜひ気軽に参加してみてください。
【オープンキャンパスについて】※1出典:公益社団法人日本ブライダル文化振興協会「2024年度 ブライダルコーディネート技能検定試験結果」
https://www.bia.or.jp/wp-content/uploads/2025/03/2df3c82d53961fe863775cfc664dfc9d.pdf
(最終確認:2025年12月19日)
※2出典:公益社団法人日本ブライダル文化振興協会「ブライダルコーディネート技能検定」
https://www.bia.or.jp/kentei2019-3/
(最終確認:2025年12月19日)
※3出典:全米ブライダルコンサルタント協会(ABC協会)認定ブライダルプランナー検定「試験実績」
https://www.bridalplanner.jp/success/
(最終確認:2025年12月19日)
※4出典:全米ブライダルコンサルタント協会(ABC協会)認定ブライダルプランナー検定「受験案内」
https://www.bridalplanner.jp/guide/
(最終確認:2025年12月19日)
※5出典:一般財団法人日本能力開発推進協会「ウェディングプランナー」
https://www.jadp-society.or.jp/course/wedding/
(最終確認:2025年12月19日)
※6出典:内閣府認可一般財団法人職業技能振興会「ウェディングプランナー検定 1級」
https://fos.or.jp/shikaku/wp1/
(最終確認:2025年12月19日)
※7出典:内閣府認可一般財団法人職業技能振興会「ウェディングプランナー検定 2級」
https://fos.or.jp/shikaku/wp2/
(最終確認:2025年12月19日)
※8出典:公益社団法人日本ブライダル文化振興協会「アソシエイトブライダルコーディネーター(ASS)認定制度」
https://www.bia.or.jp/%E8%AC%9B%E5%BA%A7%E3%81%AE%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85/abc-2/
(最終確認:2025年12月19日)
※9出典:日本ウェディングプランナーネットワーク協会「AWP検定」
https://wedding-planner.eei.jp/easyfree7.html
(最終確認:2025年12月19日)
※10出典:厚生労働省「職業情報提供サイト(job tag) ブライダルコーディネーター」
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/125
(最終確認:2025年12月19日)





