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アイデザイナーの仕事についてわかる!

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目元の美容ケアに興味のある方のなかには、将来アイデザイナーとして働きたいと考えている人もいるのではないでしょうか。この記事では、アイデザイナーの仕事内容やなり方について解説していきます。

アイデザイナーの仕事内容

アイデザイナーは、まつ毛のエクステやパーマなど、目元を中心としたビューティーケアを行う仕事です。なお、まつ毛エクステの施術を行っている美容院やネイルサロンによっては、アイデザイナーのことを、「アイスタイリスト」などを呼ぶことがあります。

近年、女性のあいだで目を強調するメイクが人気を集めており、アイデザイナーの仕事は需要の高い仕事です。一見華やかに思われがちなアイデザイナーですが、薬液やまつ毛の植え付けなどの細かい作業を必要とすします。そのためアイデザイナーの仕事は、女性を美しくするためのセンスだけでなく、手先の器用さや集中力を問われる仕事だといえるでしょう。


アイデザイナーになるには

アイデザイナーになるためには、専門学校などで基本的な知識や技術を習得するのが一般的です。アイデザイナーになるためには、特に年齢制限はありません。しかし、まつ毛のエクステなど細かい作業が必要であることから、20代30代で働く人が多くみられます。

アイデザイナーになるためには美容師専門学校に入学して、指定のカリキュラムを学んだ後、美容師国家資格に合格する必要があります。ただし、美容師専門学校では、アイデザイナーに関することよりも、ヘアケアに関する知識や技術を中心に取得してするのが一般的です。
将来アイデザイナーを目指す人は、まずは美容師専門学校を目指しましょう。その上で、アイデザイナーになるために、ヘアケアなど幅広い知識や技術の習得に意欲的な姿勢であることが大切です。


アイデザイナーの給料・年収

アイデザイナーの主な職場となるのが、美容院やネイルサロンです。雇われているアイデザイナーの平均の月給は18万円程度で、大学卒業者の初任給である20万円よりも、若干少なくなります。また、契約社員のアイデザイナーは、上記の給料よりも少なめになります。パートの場合は、アイデザイナーは時給は1000円程度であり、働いた時間に応じて給料も変わります。

一方、フリーランスのアイデザイナーとして独立した場合は、経営がうまく行けば給料が大幅にアップする可能性もあります。たとえば、サロンの一角で自分でまつ毛エクステなどの施術を行う場合は、毎月の売上分に場所代を引いた分が給料となります。


アイデザイナーに必要な資格

アイデザイナーに関する資格はいくつか種類がありますが、国や県が認定する公的なものはなく、民間が認定するものになります。アイデザイナーにかかわる具体的な資格には以下のものがあります。

  • まつ毛エクステンション技能検定試験:一般社団法人日本アイリスト協会
  • アイデザイナー技能検定:一般社団法人日本まつ毛エクステンション認定機構
  • プロアイリスト検定:一般社団法人NEA日本まつげエクステ協会
  • アイスタイリスト技能検定試験:一般社団法人国際アイスタイリスト協会

また、アイデザイナーになるためには、美容師国家資格が必須となります。近年、まつ毛エクステが普及したことで、目の充血や痛み、まぶたの腫れなど健康被害を訴えるお客様も増えるようになりました。そのため、2008年より厚生労働省は、まつ毛エクステの施術は美容行為とみなし、美容師免許を必須化しました。

※参考:消費者庁・厚生労働省『まつ毛エクステンションに係わる消費者事故等について』
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000124329.pdf


アイデザイナーのやりがいと魅力

目元の美容ケアは、若い世代の女性を中心に人気を集めています。特に、まつ毛エクステなど目元を強調する美容ケアは、女性の印象をよくすることができ、やりがいのある仕事だといえます。
施術中は、お客様にリラックスしていただくために、気軽な会話をする必要があるケースもあるでしょう。お客様が自分の施術を気に入れば、その後も継続してお店に来たり、指名をしてくれたりすることも期待できます。

アイデザイナーの仕事は、確かな技術とこまやかなコミュニケーション能力で、自分だけのお客様を取り入れることも可能です。アイデザイナーは、自分のさまざまな能力を発揮できる魅力的な仕事だといえるでしょう。

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