専門学校で取れるおすすめ資格!取得難易度や取得後のメリットを解説
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専門学校で取れるおすすめ資格!取得難易度や取得後のメリットを解説

専門学校に入学すれば在学中に資格がとれるというイメージを持っている方は多いのではないでしょうか?

本記事では、おすすめの資格を難易度順に紹介します。

各資格を取得することで得られるメリットや活用方法も紹介しているので、自信を持って勉強ができるでしょう。

資格選びに迷っている方は、ぜひ読んでみてください!

専門学校でとるべき資格7選

専門学校での学びを活かし、将来のキャリアをしっかりと築くためには、業界に求められる資格を取得することが重要です。

特にIT業界や医療・福祉分野など、人手不足が深刻な分野では、資格が就職活動の強力な武器となります。

以下では、専門学校で取得するとよい資格を紹介します。

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、情報処理技術者試験の一つで、ITの応用的知識と個々のスキルを問う国家試験です。

合格すると、幅広いIT知識が身に付き、就職や転職で有利になります。また、資格手当がもらえる企業もあります。

さらに、将来的により難易度の高い試験に挑む際、受験科目が減るのも大きなメリットです。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、ITエンジニアを目指す方にとっての最初のハードルとされています。

試験の学習を通じて、ITを効果的に活用できるスキルを養えるので、合格者はITに関する基礎的な知識と技術を持っていると認められます。

この試験に合格することで、エンジニアとしての基礎が身に付き、企業での活躍に繋がるでしょう。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護の基本知識と技術を学べる資格で、これを取得すると訪問介護などで働く道がひらけます。

未経験でも受講可能で、資格取得により介護の現場で活躍できるようになります。

ただし、介護職員初任者研修のカリキュラムには実習が含まれており、プロの講師による指導を受けなければ技術の習得ができません。そのため独学で資格取得はできないので、学校に通い、取得を目指しましょう。

ブライダルコーディネート技能検定

ブライダルコーディネート技能検定は、3級から1級まであり、ブライダル業界においてプロとしての知識や能力を証明する資格です。

資格取得後は、ウエディングプランナーや、ブライダルコーディネーターとして活躍できます。この資格を持てば企業や顧客からの信頼度も増し、就職やキャリアアップにも繋がります。

JATAC-ATC(認定アスレチック・トレーナー)

JATAC-ATC資格は、日本アスレチックトレーナーズ協会(JATAC)が認定する、専門知識が豊富なアスレチックトレーナー向けの資格です。

スポーツ指導者として、選手が怪我をすることなく安全にスポーツができるように、健康管理やリハビリなどの仕事で活躍できます。

美容師免許

美容師になる方法は、年に2回実施される美容師国家試験に合格する必要があります。

また、受験資格を得るためには、専門学校への通学や通信教育を受けることが必要なので、独学での取得はできません。

試験の合格率は約60%~約80%ですが、試験の難易度は高いので、しっかり対策をしましょう。

保育士

保育士試験の合格率は約20%と、あまり高くありません。9科目ある筆記試験の全てで6割以上の得点を取ることが必須なので、合格率が低くなっています。

受験にあたって必要となる資格はありませんが、独学ではモチベーションの管理が難しいので、学校に通って学習するのが効率よいでしょう。

専門学校でとれる取得が難しい資格を難易度順にご紹介

専門学校ではなりたい職業に合わせて、様々な資格を取得することができます。

以下では、専門学校でとれる資格の中で、取得が特に難しい資格を難易度順に紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

司法書士

司法書士試験は、法律系国家資格の中でも特に難易度が高い試験です。合格率は毎年約4~5%程度で、合格するためには3,000時間以上の勉強が必要とされています。

司法書士試験に合格するためには、明確な目標設定、試験範囲に特化した効率的な勉強、そして最後まで諦めない精神が重要です。独学での合格はほぼ不可能とされているので、予備校や通信講座を利用するとよいでしょう。

不動産鑑定士

不動産鑑定士の資格取得は難易度が高く、取得が困難とされています。短答式試験と論文式試験の2段階に分かれており、短答式試験の合格率は約33〜36%、論文式試験は約14〜17%と、どちらも厳しい関門です。

しかし、この資格は日本における三大国家資格の一つとして、社会から大きな信頼を得られます。全国に有資格者が約8,000人しかおらず、希少性が高いことで市場価値も高いので、安定した収入を得やすい点が魅力です。

中小企業診断士

中小企業診断士は、経営コンサルタントとしての知識とスキルを習得できる、難易度の高い資格です。合格率は約4%で、1次試験と2次試験をクリアするには、1,000時間以上の学習が必要とされています。

しかし、この資格を取得することで、独立開業はもちろん、企業内でのキャリアアップにも繋がり、経営資源を横断的に見る力や幅広いネットワークの形成が可能です。多様な職業や業界で活躍でき、将来の選択肢が広がる魅力があります。

社会保険労務士

社会保険労務士は、合格率が約6%台と難易度が高い資格で、10科目にわたる広範な試験範囲を把握する必要があります。合格には各科目の基準をクリアし、総合得点で6割から7割を取ることが必要です。

一方で、この資格を取得することで「独立開業」するチャンスが広がり、自らの手で事務所を設立することもできます。また、労働者の権利を守り、企業に対して正しい労務管理を提言することで社会に貢献できる点も大きな魅力です。

努力次第では高収入を得られる可能性もあり、自己実現と社会貢献の両立ができる職業です。

気象予報士

気象予報士試験は、合格率が5%前後と高い難易度を誇る国家資格です。試験は学科と実技に分かれ、特に実技試験の難易度が高いことで知られています。学科試験で合格しても、実技試験で落ちるケースも多く、合格には800~1,000時間の勉強が必要とされています。

一方、気象予報士の資格は生涯有効で、誰でも受験可能です。天気予報の専門知識を身に付けることで、日常生活にも役立つスキルが得られるほか、資格を持つことで多様なキャリアチャンスが広がる点が魅力です。

弁理士

弁理士試験は合格率6~9%の難関で、約3,000時間の勉強が必要です。資格取得の難易度が高いので年収も高く、平均年収は約997万円といわれています。

また、最先端技術の保護に携われるやりがいや、独立開業できる可能性もあり、挑戦する価値が十分にあります。

公認会計士

三大国家資格の一つである公認会計士の合格率は約7.7%と低く、とても厳しい試験であることがわかります。また、試験に合格したあとも、実務経験と実務補習を経なければ公認会計士として登録することはできません。

しかし、一度公認会計士の資格をとれば企業の財務状況の監査やコンサルティングなど、幅広いフィールドで活躍可能なチャンスが広がる、魅力的な資格です。

1級建築士

1級建築士試験は、学科試験と製図試験の両方に合格する必要があり、難易度は高めです。学科試験は5科目にわたり、各科目で合格基準をクリアしなければなりません。

製図試験も毎年異なる課題が出題され、広範な知識と技術が求められます。そのため、合格率は約10%と低く、国家試験の中でも難関です。

行政書士

行政書士試験の合格率は約10%で難関ですが、法律系の資格では比較的取得しやすく、初心者が挑戦する資格として人気があります。試験は法令と一般知識から成り、広範な年代が受験可能です。

独立開業や未開拓分野の開拓など、資格取得後の多様なキャリア形成も魅力の一つです。

宅地建物取引士

宅建士試験の合格率は約16%で、約5人に1人の割合でしか合格しないといわれています。広範な法律知識と、不動産取引の専門性が求められるというのが、高難易度とされる理由です。

資格取得できる方が希少なことから不動産業界での需要が高く、多くの業界でも役立つ資格です。

税理士

税理士試験は難易度が高く、合格率は約15%~20%ですが、公認会計士や簿記1級と比較すると少々高めです。試験科目が多く、知識と応用力が求められます。

資格取得後は高収入のチャンスがあり、税理士の平均年収は約958万円と高い水準といえるでしょう。

通関士

通関士試験は合格率が10~15%と難易度が高く、十分な対策が必要です。

通関士の仕事は輸出入手続の専門家として重要な役割を担い、多様な商品に触れることで貿易の知識とスキルを身に付けることができます。

資格取得により、手当が支給されることや、管理職へのステップアップの道もひらけるのが魅力です。

電験三種

電験三種は、難易度が高く合格率は約10%ですが、取得には大きなメリットがあります。

高い専門知識を持ち、将来的にも様々な分野で安定した需要が見込まれるので、昇進や昇給のチャンスが増えます。再生可能エネルギーの普及や電気設備の維持に貢献できる、重要な資格です。

資格をいかして将来の夢をかなえよう!

ここまで、資格取得がもたらす具体的なメリットや、実際にどのように夢の実現に役立つのかを解説しました。

自分の目標に合った資格を選び、その取得に向けて努力することで、希望する職業やキャリアアップの道がひらけるでしょう。

資格取得を通じて、かなえたい未来への一歩を踏み出しましょう。


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