美容・メイク・エステ・ネイルのお仕事

アイデザイナーの給料・年収はどのくらい?

三幸学園は毎週オープン キャンパスを実施中!
職業・業界や進路に関する質問にもお答えします。

アイデザイナーの給料の相場は?

アイデザイナーの給料は、勤務先の店舗や地域、正社員やアルバイト・パートなどの雇用形態によって変わります。一例として、全国展開している大手サロンの求人では、正社員として東京で勤務する場合、未経験者は約23万円〜、経験者は約26万円~となっています。アイデザイナーとして仕事をするには美容師免許が必要ですが、同じく美容師免許が必要な美容師よりも、やや高額の給料になるケースが多いようです。

美容師免許を取得するには、専門学校へ2年間通学しなくてはなりません。この2年間をどれだけ有意義に過ごせたかも、就職後の昇給には影響してきます。
現場では、お客さまに対して適切な対応ができているか、技術の確かさや知識の正確さなど即戦力としての可能性を常にチェックしています。
単に美容師試験に合格させるだけでなく、専門学校では現場で活躍できるように+αの知識、技術の習得を学生にすすめています。

アイデザイナー特有の施術として、まつ毛にエクステを装着させるまつ毛エクステンション・アイラッシュやまつ毛に専用のパーマ液を使うまつ毛パーマなどがあります。これらの施術のためには美容師技術にとどまらないまつ毛に関する専門的な知識が必要となります。専門学校では美容師免許だけでなく、アイデザイナーの仕事に役立つ「ABEまつ毛エクステンション」や「サービス接遇検定1~3級」の取得のサポートも行ってくれます。
授業前、授業後には実習室が解放され、学生同士で自主的な練習が行えるところもあります。学生時代にこのような専門学校で受けられるサポートをしっかり活用しておけば、卒業後も即戦力として迎えられる可能性が高くなります。

技術、資格、店舗管理の知識を身につけ、チーフやマネージャーといった立場に出世することができれば、月収30万円以上も十分期待できます。

一方、アルバイトとして週2、3回働く場合、時給1,000円程度が相場になります。もし、正社員登用を行っているサロンならば、正社員希望であることを伝えた上で、積極的に仕事に挑戦していくことで、正社員への道が開けることもあります。


アイデザイナーの平均年収は?

全国展開している大手サロンの求人を例にとると、年収は260万円~320万円で、ここに店舗や企業全体の業績に応じた賞与が支払われます。

歩合制を導入しているサロンでは、指名数に応じて収入も増えます。

また、技術の向上や、顧客からの指名が増えるなど、実力をつけていくことで昇給も望めます。


アイデザイナーの残業って多いの?

アイデザイナーはさまざまな美容業種(アイサロン、美容室など)で仕事をすることがあり、残業の有無は、その業種によって異なるようです。
アイデザイナーとしての仕事はなくても、その他の業務のお手伝いという形での残業が発生するケースもあるからです。

ただ、アイラッシュサロンのような専門店だと残業はほとんどありません。新人のうちの研修も、営業時間内の来客の少ない時間を利用して行うことが多く、研修のために残業するというケースは少ないようです。
研修が主体の期間は、仮採用期間として給料が2、3万円少なくなるケースもあります。期間はおおよそ2〜3ヶ月ですが、給料変動や正確な期間については、事前にきちんと確かめておきましょう。


アイデザイナーで収入、年収をアップさせるためには?

まずは着実に技術力、知識を身につけ、お客様、同僚、先輩からの信頼を得ることが大切です。アイデザイナーは美容師資格があればなれますが、自己研鑽と実力を裏付けるために、業界団体が実施しているその他の資格も積極的に取得することをおすすめします。

例;NEA日本まつげエクステ協会 プロアイリスト検定
  日本アイリスト協会 まつげエクステンション技能検定試験     

実力がつくことで、指名客が増え、店内での立場もチーフ、マネージャーと高くなっていくことでしょう。
しかし、サロンに雇用されている限り、いずれは昇給も頭打ちになってきます。それ以上を目指すなら、もっと高給で雇ってくれるサロンを探すか、独立の道を模索するかしかありません。年収アップを突き詰めていくなら、独立がベターな方法でしょう。

アイサロンは営業に必要な材料や衛生設備も安価ですし、施術にも大きな設備や高価な設備は必要ありません。そのため、他の美容業種よりも比較的独立しやすい業種です。独立してやっていくには、自分の技術向上も当然ですが、新規顧客を呼び込む営業努力も必要です。
サロンで雇われているよりも、さまざまな努力が必要になりますが、スタッフを雇用するようなサロンにまで成長できれば、かなりの高収入も期待できます。 

「アイデザイナーになるには?必要なことは」の記事を読む 「アイデザイナーの仕事内容 1日の流れは?」の記事を読む 「アイデザイナーの仕事についてわかる!」の記事を読む