
【未経験でも安心】専門学校生の一人暮らしに必要な費用はどのくらい?みんなの家賃や光熱費、食費などを、学生のリアルな声とあわせて大紹介!
専門学校に進学予定だけど、一人暮らししようか迷っている…一人暮らしに必要な費用はどのくらい?この記事では、専門学校生の一人暮らしの「費用」に関わることを徹底的に解説します!毎月の家賃や光熱費、食費、学費…、そして、それらの費用を支払うために必要な奨学金や仕送り、アルバイトの平均金額まで、学生のリアルな声とあわせてチェックしましょう!また最後には、実際に一人暮らしをしながら専門学校に通っている学生たちが、推し活や美容など好きなことにお金を使えるようにどんな工夫をしているのか、アンケートの回答から紹介します。

【目次】
▸専門学校生の一人暮らし費用その① 家賃や食費など生活費の平均は月約9万円?!
まずは、一人暮らしをしている専門学校生の、家賃や光熱費、食費など生活のために必要な費用についてです。以下は、日本学生支援機構による、18,000人の専門学校生への生活調査の結果の一部です。
下宿、アパートなどで一人暮らしをしている専門学校生の生活費平均額(学生寮暮らしは除く)
区分 | 年間 | 月間 |
---|---|---|
食費 | 249,700円 | 20,808円 |
住居・光熱費 | 492,800円 | 41,067円 |
保健衛生費 | 43,900円 | 3,658円 |
娯楽・嗜好費 | 118,700円 | 9,892円 |
その他日常費 | 172,600円 | 14,383円 |
計 | 1,077,700円 | 89,808円 |
この資料によると、専門学校生の1か月の平均の生活費用は89,808円=約9万円かかるようです!
内訳をみてみると、食費の平均は月20,808円でした。自炊を中心に生活をすると食費はもう少し節約できそうですが、逆に外食が多いとこれよりもたくさん費用がかかるかもしれませんね。
住居・光熱費は月41,067円が平均でしたが、住んでいる地域によっては家賃だけで6~7万円かかっている人もいるようですよ。
私は食費が月1万円を超えないくらいに抑えています。遊びや好きなこと、プレゼントなどに金額を惜しみたくないからです。食費を効率よく抑えられるように食事メニューを考えたり、ダイエットがてら買うものを選んでムダ買いしないようにしています。

私は家賃、光熱費に毎月6万円程度使っています。その他は月によりますが、食費・日用品にそれぞれ5,000円くらいです。すごく節約したいので、お弁当は毎日自分で作っています!たまにご褒美でお洋服を買います。(月5,000円~1万円くらい)

▸専門学校生の一人暮らし費用その② 授業料や通学費用…学校のための費用も忘れてはいけない!
専門学校生の一人暮らしには、生活費だけでなく学業のための「学費」もかかってくるところが大変なポイントですよね。学費は親の援助や奨学金がある…という人もいるかもしれませんが、学校に通うための交通費など含め、だいたいどのくらい必要なのか、進学前にきちんと理解しておくと良いでしょう。
下宿、アパートなどで一人暮らしをしている専門学校生の学費平均額(学生寮暮らしは除く)
区分 | 年間 | 月間 |
---|---|---|
授業料 | 777,800円 | 64,817円 |
その他の学校納付金 | 187,200円 | 15,600円 |
修学費 | 92,300円 | 7,659円 |
課外活動費 | 3,900円 | 325円 |
通学費 | 33,100円 | 2,758円 |
計 | 1,094,300円 | 91,192円 |
専門学校生が1か月に必要な平均学費は91,192円で、だいたい生活費と同様の約9万円という結果でした。生活費の9万円だけでも大変なところに学費にさらに約9万円必要となると、とてもじゃないですが奨学金や親からの援助なしでは生活していけないことが想像できます。
毎月食費に1万円、光熱費に1万円くらい使っています。日用品などはあまり我慢せずに買うようにしています。その分、交通費がかからないように3駅か4駅くらいなら歩くようにしています。

▸専門学校生の一人暮らし費用その③ 奨学金や親からの仕送り、アルバイト代はどのくらい必要?
専門学校生が一人暮らしするには、月々平均で生活費に約9万円、学費にも約9万円必要だとわかりました!学校に通いながらアルバイトをしている人もいると思いますが、学校で学ぶのが本業の専門学校生ですから、アルバイトだけではこれらの費用を賄うことはできません。多くの学生は、奨学金や親からの仕送りも使って生活費や学費を支払っています。
下宿、アパートなどで一人暮らしをしている専門学校生の収入平均額(学生寮暮らしは除く)
区分 | 年間 | 月間 |
---|---|---|
家庭からの給付 | 1,110,700円 | 92,558円 |
奨学金 | 625,600円 | 52,133円 |
アルバイト | 322,500円 | 26,875円 |
上の資料によると、一人暮らしをしている専門学校生は平均で月92,558円の仕送りを家庭から得ているようです。一人暮らしをして学校に通うことを考えている場合は、家庭からの仕送りがどのくらい見込めるか事前にしっかりと確認しておく必要がありそうですね。また、授業料を支払うために奨学金の利用を考えている人もいると思いますが、奨学金利用の平均額は月52,133円ということでした。
アルバイト代については、平均月26,875円でしたが、これはアルバイトをまったくしていない人も含んでの平均金額です。アルバイトをしている人については、三幸学園の専門学校生のアンケートによると、月4~6万円程稼いでいる人が多いようでしたよ。
親からの仕送りが月5万円程度で、生活費にしています。趣味に使うお金はバイト代を使っていて、今はブライダル関係の調理のアルバイトで月約6万円稼いでいます。
(名古屋辻学園調理専門学校 上級調理師科2年 熊谷航汰さん)
私は生活費を給付型の奨学金で補っています。そのため、自分のために使うお金は高校時代からの貯金しかなかったので、アルバイトを始めました。スーパーでのアルバイトで月約4万円稼いでいます。アルバイト代で好きなグループのライブに行って推し活をしています。

▸専門学校生の一人暮らしは厳しい?!工夫して推し活や美容など好きなことにお金を使っている人も!
ここまでの内容から、専門学校生の一人暮らしには生活費+学費で月20万円弱が必要になってくるため、自由に使えるお金がなくて大変そう…と思う人もいるかもしれません。ところが、実際に三幸学園の専門学校生で一人暮らしをしている学生に、普段何にどのくらいお金を使っているかアンケートを取ったところ、「食費を節約してご褒美に洋服を買っている」、「推し活にお金をかけている」、「美容院の費用が月2万円」など、意外な声がたくさん聞こえてきました!専門学校生の普段のお金の使い方についてのアンケート回答を一部紹介します。
私は友達と遊ぶときや、自分の欲しいものを買うとき、推し活のためにお金を使いたいので、1人で食べるときの食費はなるべく節約するようにしています。学校にも毎日お弁当を持って行って、コンビニで買うなど無駄遣いをしないようにしています。また、交通費を使わないためほぼ歩きで移動しています!

私は毎月食費に1万2千円、携帯代に1万円、自由に使えるお金を3万円にしています。服やメイク用品をよく買っているので、その分食費を削っています。

毎月美容費2万円、食費はバイト先のまかないが1食200円なので、毎月1万円くらいです。家賃は両親が支払ってくれています。髪の毛は大事なので、バイトを頑張って月1で美容院に通っています!

このように、生活費に学費と何かとお金のかかる専門学校生の一人暮らしですが、食費を節約したりアルバイトを頑張ったりして、趣味や好きなことにお金を使っている学生もいるようです。特に食費は、自炊したりお弁当を持参したりすることで節約しているという声は多くありました。毎日充実した学生生活を送るためにも、たまには好きなことにお金を使ってリフレッシュするのは大切ですよね!
費用が賄えないから上京しての進学は難しそう…と思っている方もいるかもしれませんが、夢に向かって頑張る専門学生をサポートする奨学金はたくさんあります。専門学校では学費や奨学金を専門に担当している先生もいるので、ぜひ気になる学校に相談してみてください。
今回の記事では、専門学校生が一人暮らしをするために必要な費用について詳しく紹介しました。これから進学に向けて一人暮らしを考えている方は、毎月の生活費や学費が賄えるかどうか、ご両親としっかり相談し、家賃の相場やアルバイト先があるかどうかなども調べておくことができると良いですね。
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