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通信制高校について転入、編入
(単位と時期)

転入、編入(単位と時期)
通信制高校では、現在在籍している高校から転校する「転入」と、高校を中退した人が学び直す「編入」が可能です。学年制を採用している全日制高校や定時制高校と異なり、通信制高校の多くは単位制を採用しているため、前籍校で修得した単位を引き継ぎながら、自分のペースで学習を再開できます。ここでは、転入・編入の違いや、単位の扱い、時期について詳しく解説します。
- 1. 転入と編入の違い
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転入:現在高校に在籍している生徒が、途中で通信制高校に移ること。
編入:過去に高校を中退した人が、再び高校に入学すること。
転入の場合は、前籍校での在籍期間や修得単位をそのまま活かすことができ、スムーズに学習を継続できます。一方、編入の場合は、中退時点での修得単位を認定してもらう形となり、在籍期間も通算されるため、最短ルートで卒業を目指すことが可能です。 - 2. 転入・編入の時期と単位の扱い
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① 転入・編入の時期
通信制高校は、全日制高校と異なり、年間を通じて転入・編入の受付を行っている学校が多いのが特徴です。ただし、学校によって受け入れのタイミングが異なり、多くの通信制高校では4月・10月を基準に受け入れを行っています。
4月・10月入学が一般的(学期の切り替え時期)
随時受け入れ可能な学校もある(転入の場合、学期の途中でも受け入れ可)
早めに手続きを進めることで、無駄なく学習を継続できます。② 単位の扱いと卒業までの流れ
通信制高校の多くは単位制を採用しているため、前籍校で修得した単位を引き継ぐことができます。
転入の場合:前籍校の単位をそのまま活用し、不足分を通信制高校で履修。
編入の場合:中退時に取得した単位が認められれば、卒業までの必要単位を計算し、残りの単位を取得することで卒業が可能。
【卒業要件】
①3年以上の在籍(前籍校の在籍期間も含む)
②必修科目を全て履修し74単位以上の修得(前籍校単位がある場合は前籍校単位含め)
③特別活動への参加(30単位時間以上)
前籍校での修得単位数や学習状況によって、卒業までの期間が短縮されることも可能です。例えば、高校2年生で転入した場合、適切な単位を取得すれば3年で卒業できる可能性が高いです。ただし、単位不足の場合は、追加で履修が必要になるため、学校の学習計画に沿って進めることが大切です。 - 3. 転入・編入のメリット
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① 柔軟な学習スタイルで無理なく継続できる
通信制高校では、スクーリングの頻度を選べるため、自分の生活に合わせて学習を進めることが可能です。アルバイトや資格取得、家庭の事情などで毎日通学が難しい場合でも、無理なく学業を継続できます。② 自分のペースで学び直しができる
高校中退後に学び直しを考える場合、編入学の制度を利用すれば、一からやり直す必要がなく、過去の単位を活かして学習を再開できます。これにより、年齢に関係なく高校卒業資格を取得できるチャンスが広がります。③ 大学進学や就職にも有利
通信制高校を卒業すれば、全日制高校と同じ「高卒資格」が取得できるため、大学進学や就職にも有利です。特に、進学コースを設けている通信制高校では、受験対策のサポートを受けながら学習を進めることができます。
飛鳥未来高校グループへの
転入・編入
飛鳥未来高校グループでは、年間を通じて転入・編入の受付を行っており、前籍校で修得した単位を引き継ぎながら学習を継続できます。学習スタイルも自由度が高く、週1日からの通学やオンライン学習など、自分の生活に合わせた学び方が可能です。
※学校によって異なります
また、大学進学を目指す生徒向けの進学コースや、資格取得・就職支援を充実させたキャリアコースも用意されており、転入後もスムーズに目標へ向かって学習できます。さらに、学習の遅れが不安な生徒に向けて、個別指導やスクーリングサポートを提供し、安心して学べる環境を整えています。
転入・編入を検討している方は、学校説明会や個別相談を活用し、自分に合った学習スタイルを見つけることが大切です。飛鳥未来高校グループなら、一人ひとりに寄り添ったサポートで、新しい学校生活を安心してスタートできます。