
【志望理由書の書き方は?】これだけ押さえておけば大丈夫!志望理由書を書く時のポイント7選!
多くの専門学校や大学の入試では、「志望理由書」または「志望動機」を書いて提出する必要があります。でも、文章を書くのは苦手だから志望理由書をちゃんと書けるか心配…と思っている人もいるでしょう。
この記事では、志望理由書を書く時に必要なポイントを7つご紹介します!
志望理由書とは?

志望理由書とは、専門学校や大学のAO入試(総合型選抜)や、推薦入試(学校推薦型選抜)を受験するときに、出願書類として提出が求められることがある書類です。専門学校や大学によっては、「エントリーシート」、「自己推薦書」などと呼ばれる場合もあります。
書くべき内容も専門学校や大学により異なる場合があり、一般的には「志望理由」を書くようにとされていることが多いですが、中には、「高校時代に頑張ったこと」、「将来の夢」など特定のテーマが指定されていることもあります。
受験したい学校がどのような志望理由書なのか、学校の募集要項などを取り寄せて事前に確認をしておくことをオススメします。
志望理由書に書くべき内容は?必ず押さえておきたい3つの内容

では、志望理由書は何を書くべきでしょうか。「いったい何を書いたら良いかわからない…」という人のために、最低限書くべき内容を3つ紹介します。
<志望理由書に書くべき3つの内容>
- その職業に就きたい理由/その学問を学びたい理由
- その学校に進学したい理由
- 将来像(どんな学校生活を送りたいか、どんな社会人になりたいか など)
まず、進学したい学校が専門学校である、あるいは大学でも具体的な将来の職業が決まっている人は、①その職業に就きたい理由をしっかりと書いておきましょう。例えば保育の学校の場合は、「なぜ保育士になりたいのか」ということです。
もし、進学先が大学で、明確な将来の職業が決まっていない場合は、なぜその学問を学びたいのか(文学部の場合の例:「なぜ文学を学びたいのか」)を記載しておけると良いでしょう。
次に、多くの専門学校や大学がある中で、②なぜその学校に進学したいと思ったのかも書くことができると良いです。保育士になりたい人の場合、保育士になるための学校は多数ある中で、なぜその学校を選んだのか、自分がその学校に惹かれた理由や、他の学校との違いで感じたことを書いておきましょう。
最後に、③将来像として、入学後にどんな学校生活を送りたいのかや、卒業したらどんな社会人に(例えば保育の学校であれば、どんな保育士に)なりたいのかを書いておきましょう。学校側にとっては、みなさんが入学後、どのような生徒あるいは社会人として活躍してくれるかを見ることができるので、将来像を示すというのはとても大切なことです。
志望理由書を書く時のポイント7選

志望理由書に最低限書くべき内容はわかりましたね。では最後に、実際に志望理由書を書く時のポイントを7つ紹介します。
ポイント① 丁寧な字で書く
字がきれいか汚いかではなく、できるだけ丁寧で相手が読みやすいような字で書くことが重要です。走り書きや、擦れて読みづらい字になっていると、志望理由書の内容がどうであれ、「この子は真剣に受験しているのかな?」「適当に書いたのでは?」と思われてしまう可能性もありますので注意しましょう。
ポイント② 誤字脱字をしない
ポイント①と同様で、基本的な誤字脱字があると受験に対する真剣さが疑われてしまう可能性があります。また、基礎学力の不安にも繋がってしまいますで、志望理由書を書いた後は誤字脱字がないか入念にチェックしましょう。
ポイント③ その職業(学問)のことをよく調べる
志望理由書に書くべき内容として「その職業に就きたい理由/その学問を学びたい理由」がありました。これを書くためには、その職業や学問についてよく知っておく必要があります。
調べ方はさまざまで、高校にある進路ガイドブックや職業紹介冊子を読む、学校の進学ガイダンス等でその職業について説明を聞く、自分でインターネットで調べるなどが挙げられます。最近では、インスタやTikTokなどのSNSでその職業についての動画を見て研究しているという高校生もいるようですよ。
ポイント④ その学校のことをよく調べる
これもポイント③と同様、志望理由書に書くべき内容である「その学校に進学したい理由」を書くために重要なことです。調べ方としては、職業と同様で高校にある進路ガイドブックやインターネットで調べることもできますが、一番おすすめなのはやはり、その学校のパンフレットを請求したり、オープンキャンパスに参加してみたりすることです。
特に、オープンキャンパスに参加すれば、その学校の様子を肌で知ることができ、また、学校の特徴についても明確に教えてもらうことができます。志望理由書を書く学校については、一度はオープンキャンパスに足を運んで学校についてよく知っておくようにしましょう!
ポイント⑤ 過去の自分を振り返る(過去のエピソードを踏まえて書く)
志望理由書に、「なぜその職業に就きたいか」などを書くにあたって、過去の自分を振り返っておくことは重要です。
例えば、小さい頃のことを思い出してみて、「幼稚園のときの先生に憧れて、保育の仕事に就きたいと思った」、「親戚の結婚式に参加したとき、結婚式場の雰囲気がステキで、またそこで働く人たちがかっこよくて、ウェディングプランナーになりたいと思った」など、自分がその職業に興味を持ったきっかけを思い出すことができるはずです。志望理由書には、そうした具体的な過去のエピソードを交えて書くというのも、読む人が共感しやすくなるのでオススメですよ。
ポイント⑥ 書くべき内容を絞る
志望理由書を書くために、職業を調べたり、学校を調べたり、過去の自分を振り返ったり…と、たくさん考えれば考えるほど、書くことがどんどん増えてきてしまいますよね。しかし、志望理由書に書ける量は限られていますし、あまり小さい字で多くの情報を書きすぎても、読みづらいと思われてしまいます。よって、たくさん調べて考えた後は、「何を優先して書くべきか内容を絞る」ことが重要なポイントです。
なかなか絞り切れないという人は、いくつかパターンを書いてみて、高校の先生や両親に添削(チェック)してもらうのも良いかもしれませんね。
ポイント⑦ その学校に入学したいという思い・熱意を込める!
最後のポイントは、その学校に入学したいという思い・熱意を込めるということです。志望理由書は、読んだ先生が「この子に入学して欲しいな」と思ってもらえるかどうかが鍵ですので、思いや熱意が伝わるかどうかはとても重要です。
では、志望理由書に思い・熱意はどうやって込めれば良いのでしょうか。明確な正解はありませんが、一つ重要なのは、「その学校でこんなことがしたい!」「就職したらこんな社会人になって、こんなことを実現したい!」という将来への思いが強く表れていることだと思います。
どんなにきれいな字で学校の良いところを列挙している志望理由書でも、こうした将来への思い・熱意がなくては心に響きません。逆に、将来への思いが強く表れている志望理由書であれば、「この子には入学してこの思いを実現してもらいたいな」と応援したい気持ちになるのではないでしょうか。

以上、志望理由書で書くべき内容や、書く時のポイントについて紹介しました。皆さんも、志望校の志望理由書を書く時は、今回の内容をぜひ参考にしてみてください。
この記事を読んでもまだ、志望理由書を書く自信がない…大変そう…と思う人は、一度、学校のオープンキャンパスや入試対策イベント等に参加してみても良いでしょう。
例えば三幸学園の専門学校では、オープンキャンパス中に志望理由書の書き方や、書く時のポイントを解説する入試対策イベントを開催している学校もありますよ。志望理由書の内容に困った場合は、ぜひそうした入試対策イベントの参加も検討してみてくださいね!
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