
【パティシエ】お客様の笑顔を想像すると頑張れる!
パティシエのやりがいは何でしょうか。どんなお仕事でも大変なことはつきものですが、その分嬉しいこともたくさんあります。
今回はパティシエの経験があり、現在その卵を育てる専門学校で教員をしている【石川雅一先生】へインタビューしました。

▸私がパティシエを目指したきっかけ
幼少期から、母が誕生日に作ってくれる誕生日ケーキが楽しみで『自分も人に楽しんでもらえることがしたい!』と思った事がきっかけです。製菓学校で学ぶようになってからは、卵・砂糖・小麦粉・バターの4つの材料を作り方を変えるだけで様々な形に変化するお菓子に魅力を感じ、今でも楽しみながら仕事ができている理由となっています。
▸たくさんの方々を幸せな気持ちにすることができたときは最高のやりがい
やりがいを感じたエピソードといえば本当にたくさんありますが、その中でも結婚式場で働いていた時に感じた新郎新婦とのやりとりの中にありました。
結婚式という一生で一度の大切な日を、この式場で挙げようと思っていただけたということなので、その期待に応えることが出来るよう、パティシエは全力で準備を行います。
迎えた当日、結婚式の中で自分が作成したウェディングケーキを見て、新郎新婦をはじめ、たくさんの方々の幸せそうな笑顔を見ることが出来た時、幸せな気持ちにすることが出来た時に『この仕事をしていて良かった』と心から思いました。
そして、挙式が終わって新郎新婦のお二人が『ウェディングケーキが本当に素敵で、最高の式になりました!一生の思い出です。』と仰って頂いたことは涙は出るほどうれしくて、今なお仕事をする上でのモチベーションとなっています。

▸お客さんの喜ぶ姿を想像すると頑張れる!
仕事を行う上でのやりがいは、大変な事でもあります。期待に答えるためには技術はもちろん、たくさんの準備が必要で時に寝る時間も削って準備をすることもありました。
大きなパーティーの予約が入った時には、-20℃の部屋でアイスを2000個以上丸くくり抜いた時もあったり、クリスマスの時には1万個以上のいちごのヘタ取りをした事もありました。そういった見た目の華やかさとは反対に、とても地道な作業が多いこともパティシエの仕事の大変さです。
しかし、そんな大変な時はお客様が喜んでいただいている様子を想像するようにしていました。実際にお客様が喜んでいる姿を見ると、どんなに辛く大変なことでも「また頑張ろう!」と思うことができました。そして、大変な仕事の時でも「おいしいまかないが待ってる!」と思うと力が湧いてきます(笑)。そんなところも飲食業界のいいところだと思います!

▸石川雅一先生が教員をする専門学校について紹介!
石川雅一先生からみた
横浜スイーツ&カフェ専門学校の魅力‼
横浜スイーツ&カフェ専門学校の魅力はたくさんありますが、一番は生徒に寄り添いながら『一緒に』何かを成し遂げようとするところだと思っています。指示やアドバイスならどんな先生でもできますが、三幸学園の先生は何か困った時には相談に乗り、ともに考え、成功するまで一緒に寄り添ってくれる。そんな先生は中々いません!専門学校は専門的な知識・技術を学ぶため、初めてのことがたくさんあって不安も多いかと思います。そんな時に先生が近くにいてくれるのが三幸学園です。また、社会人育成の場です。時には厳しく社会人に必要なことを教えてくれる、そんなところが三幸学園の魅力の一つです。

石川雅一先生おすすめ!
横浜スイーツ&カフェ専門学校の授業!
製菓理論
お菓子作りは『作る事』ももちろん大切ですが、材料の特徴や特性を知ることも、同じくらい大切なんです。『お菓子作りは化学』だと聞いたことある人もいるかもしれませんが材料一つ一つに意味があり、その組み合わせがお菓子になっています。また、お菓子作りに失敗はつきものです。

未来デザインプログラム
失敗にも意味がある事、失敗を恐れずにチャレンジすることなど人間性の教育を行う『未来デザインプログラム』も三幸学園ならではの授業でおすすめです!

~これから進路活動を行う高校生へメッセージ!~
進路の選択は将来の自分を決める選択でもあります。不安ですよね、、飲食業界はお客様の笑顔や「ありがとう」の言葉が最大のやりがいで、頑張れる原動力でもあります。大変な事もありますが、こんなにもやりがいが溢れる仕事は多くありません皆さんの将来にたくさんの笑顔と「ありがとう」が溢れていたら嬉しいです。そして料理やお菓子を通して、笑顔と「ありがとう」を作り出せる飲食人になりませんか?皆さんの夢を全力で応援します!
石川雅一先生プロフィール
製菓専門学校を卒業後、1年間ドイツのレストランで勤務。その後県内の洋菓子店、ホテル、結婚式場などで約10年間勤務した後、横浜スイーツ&カフェ専門学校の教員として勤務しています。洋菓子店で磨いた技術をもとにホテル・結婚式場では、お客様のニーズに合わせたウェディングケーキの制作に携わっていたこともあります。また様々なコンテスト経験もあり、今もなおチャレンジを続けています。本校では担任を持ちながら、製菓実習や学内店舗実習の授業でお菓子作りの魅力、パティシエとしてのやりがいを伝えています。
