専門学生リアルボイス

【せんせいだいすき!】幼稚園教諭のやりがいって?お仕事の魅力を教えます!

 幼稚園教諭のやりがいは何でしょうか。どんなお仕事でも大変なことはつきものですが、その分嬉しいこともたくさんあります。

 今回は幼稚園教諭の経験があり、現在その卵を育てる専門学校で教員をしている【有谷実里先生】へインタビューしました。

▸私が幼稚園教諭を目指したきっかけ

 高校生までは中学校教員の道に進みたいと考えていましたが、高校3年生に進級して「自分の好きなことや得意なことを活かしながら、全力て打ち込める仕事って何だろう?」「決まった答えがなくて、毎日変化する中でいろんな経験を重ねながら成長できる仕事って何だろう?」と改めて自分の将来や今後の進路を真剣に考える中で「保育の道に進みたい!」と思うようになり、幼稚園の先生になることを決めました。

▸子どもの成長も見守れるのが一番のやりがい!

 3歳で入園した時から卒園するまで、たくさん笑って、一緒に考えて、時には泣いて、新しい発見もして、色んな経験を積みながら成長していく子どもたちと一緒に過ごせる毎日がとても幸せでした。保護者の方も子ども達が家で話す幼稚園の楽しかったことや、ドキドキした話を聞くのを楽しみにしてくださっていて、保護者の方のご協力をいただきながら、一緒に子どもたちの成長を見守らせていただいていることも嬉しかったです。

 毎日の中でたくさん伝えてくれた「実里先生大好き!」「先生ありがとう!」「毎日幼稚園に来るのが楽しみ♪」という言葉は今でもずっと私の心の中に残っています。

 私が専門学校に転職する前の最後の3月、なんと初めて持ったクラスの子どもたちがサプライズで保護者の方々と一緒に花束をもって幼稚園に来てくれました。私が人生で初めてのサプライズに大号泣した思い出です。子どもたちは私にたくさんのことを教えてくれ、私をたくさん成長させてくれました。

▸何を頑張れば良いかわからなかったことも・・・

 仕事内容の幅がとても広いので、日々様々なスキルを磨いていく必要があります。子どもの成長過程における基礎知識はもちろん、カリキュラムに沿った子どもたちの活用内容、ピアノや行事の司会、運動、絵本や保育グッズを使ったお楽しみ、様々な年代の方とのコミュニケーション、緊急時の対応など多岐にわたる業務があります。

 私は身体を動かすことが好きという以外、胸を張って得意だと言えることがなかったので、最初は自分の特徴のなさに悩み、何から頑張ればいいのか分からず先輩に相談したりしました。しかし先輩方に「一生懸命な今の実里先生のままでいいんだよ、個性はその後ついてくるから大丈夫!」と言っていただき、自分の好きなことはそれを活かせるように、苦手なことは少しでもスキルアップできるように色んなことを試しました。

 その他にもいろんな先生方の素敵なところを真似したり、アドバイスをもらったり、褒めていただいたりと、周りからの支えと刺激は私に大きな影響を与えてくださいました。

 保育士幼稚園教諭は大変な仕事ではありますが、子どもたちが喜んでくれたり、保護者の方に感謝をしていただいたり、頑張った分、大きな幸せが返ってきます。

 命をお預かりする職業として常に視野を広げ危機感を持ちながら、子どもの成長に大切な時期を見守ることのできるとてもやりがいのある仕事だと感じていました。

▸有谷実里先生が教員をする専門学校について紹介!

有谷実里先生からみた

東京こども専門学校の魅力

 「技能と心の調和」という教育理念のもと、それぞれの職業に必要な技術だけでなく、心の教育も大切にしていることが魅力の一つだと思います。保育者は子ども達のお手本となり、子どもたちの心の成長も見守る職業ですので特に大切な部分です。

 また東京こども専門学校では、三幸学園の保育園が学校の1階と目の前にあり、子どもたちの生活を近くに感じることができます。授業や行事の中で実際に子どもたちと関わることもできるので、就職前から自分が保育者になることを常に意識できます。専門知識を持った先生方の経験談を取り入れた楽しい授業は、保育者になるための引き出しをたくさん作ってくれるので、とても魅力です!


有谷実里先生おすすめ!

東京こども専門学校の授業!

子どもの文化

子どもたちを魔法のように引き付ける手遊びや話し方、歌をたくさん学ぶことができます。保育現場で長年子どもたちと一緒に過ごしてきた先生が楽しい授業を展開してくださるのですが、それだけではなく、生徒自身もたくさんの発表の経験を積み重ねていきます。生徒が子ども役になり、質問を投げかけたり一緒に歌ったりと、実習や就職後につながるような授業内容になっているので、楽しみながら自分学ぶことができます。


~これから進路活動を行う高校生へメッセージ!~

 私は高校3年生の時に、改めて自分と向き合い進路を決めました。保育の道は『子どもが好き』『成長をそばで見守りたい』『一緒に成長したい』の気持ちがあれば、今はできないことや苦手なことがあっても大丈夫。東京こども専門学校では保育者になるためにしっかり学んでいきます。

 みなさんにはそれぞれの好きなこと、得意なこと、憧れ、夢があると思いますが、一人ひとりどんな道にも進めるチャンスがあります。未来の自分を想像し、たくさん考えて、是非進んでみたいと思う道に一歩を踏み出してみてください。みなさんの未来を全力で応援しています!

有谷実里先生プロフィール

保育の短期大学を卒業後、8年間千葉県の私立幼稚園で勤務。その後、東京こども専門学校の教員として勤務。