専門学生リアルボイス

【友人の結婚式でも活躍‼】パティシエのやりがいって?お仕事の魅力を教えます!

 パティシエのやりがいは何でしょうか。どんなお仕事でも大変なことはつきものですが、その分嬉しいこともたくさんあります。

 今回はパティシエの経験があり、現在その卵を育てる専門学校で教員をしている【佐藤一真先生】へインタビューしました。

▸私がパティシエを目指したきっかけ

 私は幼いころから人一倍お菓子を食べることが好きな子供でした。それをきっかけに、お菓子を作ることにも興味を持つようになりました。最初は自分で作り、食べることが目的でしたが、自分が作ったお菓子を家族や友人たちに振る舞うと「美味しい」と言って貰えたことがとても嬉しかったと記憶しています。いつからか漠然と将来はお菓子を作る仕事に就きたいと思うようになりました。

▸大切な人に振る舞って「ありがとう」と言われるときが一番のやりがい

 この仕事していてよかったと思うことで一番に思い浮かぶのは、地元の結婚式場で働いていた当時、友人が結婚式を挙げる予定をしていて私にお任せのデザインでウエディングケーキを作って欲しいと、依頼が届いたときのことです。

 友人の結婚式当日、披露宴会場に私が作り上げたウエディングケーキを持って登場すると新郎新婦の友人が嬉しそうに「ありがとう」と言ってくれたことが、この仕事をしていてよかったと、心から感じた瞬間でした。

▸覚えることが多くて大変だけど、一つひとつできることを増やしていく

 パティシエの仕事は習得しなければいけない技術や知識が沢山あります。現場出ると専門学生時代以上に覚えていく必要のあることであふれていました。そのどれもが簡単には習得できる技術ではないことが多いです。新入社員時代は特に覚える事が多く大変でした。

 でも、どんなことでも最初からすべて出来る人はいないと思います。パティシエにおいても同じだと思います。一つ一つ。出来ること、知っていることを増やしていく。その毎日の努力を積み重ねていくことが苦難を乗り越えていく一番の近道だと私は思い、努力をし続けました。

▸佐藤一真先生が教員をする専門学校について紹介!

佐藤一真先生からみた

大宮スイーツ&カフェ専門学校の魅力

 「食」に携わる仕事にも様々な仕事があります。本校ではスイーツ、パン、カフェ、ドリンクなど幅広く学ぶことができます。その中で自分に合っている、好きだと思えるジャンル決めて学んでいくことができます。また幅広く学べるからこそ応用力や将来の選択肢を広げることができます。


佐藤一真先生からおすすめ!

大宮スイーツ&カフェ専門学校の授業!

製菓実習

実習ごとに毎回、様々なレシピの製品に挑戦していきます。現場経験のある講師たちによる基礎からより実践的な技術まで幅広く教えてくれます。また実習で使う道具や材料もプロが現場で使うものと同じものを多く使用します。だからこそより、本格的で実践的な学びのある授業になっています。


~これから進路活動を行う高校生へメッセージ!~

 多様性のこの時代に迷うこともたくさんあると思います。それでも一度しかない自分の人生です。自分が心からやりたいと思うことを見つけてください。誰かから決められた道を進むのではなく、自分で選ぶことが大切だと思います。人生は選択と決断の繰り返しです。だからこそ自分で考え選択し決断していくことが大切です。物事を前向きに捉え勇気をもって進む事で未来は描かれていきます。

 このメッセージを読んでいる皆さんにとって少しでも参考になれば幸いです。応援しています。

佐藤一真先生プロフィール

山形県鶴岡市出身。東京都世田谷区にある専門学校を卒業後、群馬県太田市にある夢菓子工房ル・クレール、山形県鶴岡市にあるパティスリーオーボナクイユにて経験を積む。その後、同市にある結婚式場グランドエルサンに勤務。主任パティシエとしてウエディングケーキの製造、婚礼や宴会で提供するデザート、レストラン内のショーケースに並ぶケーキの開発、製造を手掛ける。その後、東京都内の外資系ホテルで経験を積み、2022年度より大宮スイーツ&カフェ専門学校にて講師を務める。