福祉施設実習

業界の現場を知る

  • 介護福祉科
  • 実施時期:1年次と2年次

実習内容

福祉施設実習は、大きくⅠとⅡに分けられています。

実習Ⅰでは、コミュニケーションを中心に様々な介護現場があることを学びます。実習Ⅱでは、一人ひとりに合ったケアを学びます。介護計画を立案し、実践します。

実習I

さまざまな利用者・多様な場での実践を通した基礎技術の確認・他職種協働を学びます。

実習1:在宅介護実習(2日間)
実習2:障がい者支援施設実習(2週間)
実習3:グループホーム・小規模多機能型居宅介護施設実習(2週間)
実習4:特養・老健施設実習(3週間)

実習II

個人を尊重した介護過程の実践を学びます。

実習5:特養・老健施設実習(5週間)

主な実習の流れ

8:00~実習施設へ

実習先の施設は住んでいるところからもほどよく近くて、ゆったりとした気分で通ってます。

9:15~受け持ち入所者様とのコミュニケーション

身体を動かしながら、リハビリを兼ねたコミュニケーション。自分が担当する方のその日の状態を観察しながら、ゆっくり時間をかけて交流を図ります。

10:30~リネンの交換

シワやたるみを作らないように、注意しながら交換します。ベッドメイキングだけでなく、ベッド周辺、居室全体を観察して、居心地のよい居室作りに配慮します。

12:00~食事用意・介助

配膳の準備をします。入所者様にメニューの内容を説明しながら配ります。

14:45~衣服の交換

1人ひとりに合った交換方法があるため、負担にならないように事前に打ち合わせをしておきます。交換の際には、皮膚の状態もさりげなくチェック。

15:45~入浴介助

プライバシーが保たれるシャワーベッドで介助します。蒸気が少ない分、体力の消耗も少ない。不安を軽減するため声をかけながら介助します。

17:00~記録記入

一日の実習の振り返りを実習記録に書きます。考察することで、明日の目標を明確にします。

17:30実習終了

※実習時間は一例です。各施設により実習時間は異なります。