日本政府はSDGsの目標4に設定されている「質の高い教育をみんなに」の実現を目指して「みんなで支えるみんなの学び(Learning for All,All for Learning)」というビジョンを掲げています。そのためには国内外を問わず様々な教育連携を通じ「万人のための質の高い教育」を創造し提供することが求められます。
三幸学園ではこれまでも人間の無限の可能性を信じ、「あきらめない教育」を原点として、学園のリソースを最大限に活かしながら、地域、産業界とともに「学びたい人に幅広く学ぶ機会を提供する」ことに注力してまいりました。
今後はSDGsの目標達成に貢献する観点から1.海外の人材育成に資する技能並びに日本語の教育実践、2.職業教育を目的とする特別支援学校の設置などインクルーシブ教育の推進、3.地域連携による高齢者向け健康増進活動の推進、4.技術革新に伴う職業の変化並びに就労年限長期化に対応するリカレント教育の推進、5.働き方の多様化に資する子育て支援の充実並びに保育・教育従事者の就業環境の改善、エンゲージメントの向上などに更に尽力してまいります。
また、三幸学園では従来から在学生・卒業生を主体に災害の復興ボランティア、ラグビーワールドカップなどのスポーツ大会その他各地域における各種イベント開催に関するボランティア活動に積極的に参加させていただいてきた経緯にあります。今後はSDGsに掲げられた教育面以外の目標も視野に入れ、在校生、卒業生の参画を得ながら「私たちが今できることは何か」を真摯に考えその達成に向け積極的に取組んで行く所存です。そしてその取組は私たち三幸学園の在学生、卒業生さらには学園の成長に繋がるものと確信しています。